5口で「もう食べない!」食の細い子への対処法は?【管理栄養士が回答】

5口で「もう食べない!」食の細い子への対処法は?【管理栄養士が回答】

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、離乳食を食べる量が少なくて心配しているママからのご相談です。

「もう離乳食いらない」となってしまったら?

離乳食は「食事の練習期間」でもあります。ママがいくらがんばっても、ひと口しか食べなかった場合、それはもう仕方ありません。その食事は、あきらめて次に切り替えたほうがいいと私は思います。とはいえ、赤ちゃんがひと口しか食べてくれなかったら心配だと思いますので、以下を参考にしてください。

30分後に再チャレンジ

今は食べる気分ではないのかもしれません。30分ほど時間をおいて再チャレンジしてみましょう。赤ちゃんに、ほかの欲求(たとえばおむつ替え)があり、それが満たされたら食べ始めるということもあります。

5~6カ月ごろ(離乳食初期)・7~8カ月ごろ(離乳食中期)なら母乳やミルクに切り替え

赤ちゃんの月齢が5~6カ月ごろ(離乳食初期)・7~8カ月ごろ(離乳食中期)に当たるのであれば、今回の離乳食はあきらめて、母乳やミルクに切り替える方法も。この時期の赤ちゃんの栄養の大半は母乳やミルクだといわれています。「母乳やミルクを飲んで満足したあとに、離乳食を食べてくれた」ということもありますよ。

9~11カ月ごろ(離乳食後期)・1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)なら離乳食に興味を持つよう心がける

30分後に与えてもダメな場合。もし母乳やミルクをほしがるようでしたら、与えてください。ただし、この時期から徐々に栄養のメインが離乳食になっていきます。離乳食に興味を持つよう、声かけやメニューづくりに工夫が必要になる時期でもあります。1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)近くになると、ごはんの代わりになるおやつを次の食事までに与えるよう心がけましょう。

ママができる2つのこと

赤ちゃんが何も食べてくれなかったら、以下の2つのことを意識してみましょう。

無理強いはしない

無理強いすると離乳食のイメージが悪くなる可能性があります。「この時間になるとママがこわい顔してなにかを口に入れてくる!」赤ちゃん目線でいうとこんな感じでしょうか。このこわいママ、まさしく過去の私です。

いっぱい遊んでしっかり寝ておなかを空かせる

食事・睡眠・運動。この3つがリズムよくおこなわれていると、生活リズムが整い、自然におなかが空いてきます。赤ちゃんにとって運動とは、走り回ることだけではなく、ママとのふれあいや遊びのこと。赤ちゃんと全身でふれあい、スキンシップを多く持ちましょうね。

※参考: ニュース(食・レシピ)「 赤ちゃんが食べてくれない!ひと口食べただけでもいいですか?」〈https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/4609〉【著者:離乳食インストラクター中田馨】

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