鮮やかなグリーンが特徴のほうれん草と小松菜は、店頭でお隣同士に並ぶことも多いですよね。どちらも1年中手に入りますが、じつは冬に旬を迎える野菜なんです。ほうれん草と小松菜、みなさんはどちらがお好きですか?今回は、この2つの葉物野菜の調理法や食べ方、味わいの違いを比べてみました♪
■ほうれん草と小松菜は食感に違いアリ
ほうれん草はピンク色をした根本が特徴で、葉が薄く柔らかい食感です。柔らかさを活かし、お浸しや和え物などによく使われますよね。
一方、小松菜はやや肉厚で丸みのある葉と太い茎をしており、シャキシャキとした食感が特徴です。炒めたり煮たりしても、歯ごたえが残りやすいのでソテーや煮浸しなどがおすすめ。
とはいえ、小松菜をお浸しに使ったり、ほうれん草をソテーにしたり…という方も多いはず。どちらも鮮やかなグリーンで、料理の見栄えをよくする野菜です。好みの食感に合わせて使い分けるとよさそうですね。
■小松菜は下茹で不要!
ほうれん草は、シュウ酸というアクの成分を含んでいます。シュウ酸は水溶性なので、下茹でして水にさらせばアクが抜けて苦みを抑えられます。茹でる前に根元に十字の切れ目を入れておくと、火の通りが早くなりますよ。
一方、小松菜はアクが少ないため、下茹でする必要はありません。下茹での手間を省きたい方は小松菜が向いていますが、ほんのり残る苦みを活かした料理を作りたいときにはあえてほうれん草を選ぶ、という手も。
最近では、生食用に開発されたアクの少ない「サラダほうれん草」も出回っています。その日の調理時間やレシピなどに合わせて、上手に使い分けたいですね。
配信: レシピブログ