しょうがは体を温めるなどの健康効果で、その風味や辛さのトリコになる人も多く、人気は衰えない。そんな中、ユニークな名前のうどんや風一夜薬本舗の「しょうが飴」シリーズから、一風変わった飴が新発売! ニューフェイス『特製 抹茶 しょうが飴』は、しょうがと抹茶が舌の上で絶妙なハーモニーを奏でるという。どちらも風味豊かな食材同士だが、果たしてそのお味は…?
原料にこだわった無添加の優しい飴
製造元である株式会社うどんや風一夜薬本舗(大阪府大阪市)は、かぜ薬・しょうが湯・しょうが飴などを販売している大阪の製薬会社。
ユニークな社名だが、創業は明治九年という超老舗。なぜかぜ薬に「うどん」? と首をかしげる人も多いだろうが、元はうどん屋でかぜ薬を扱っていたことにある。昔はかぜの早期治療に、アツアツのうどんを食べ、薬を飲み、一晩ぐっすり眠ることが養生の基本であるとされ二つの名前がついたのだ。
新しく発売された『特製 抹茶 しょうが飴』(70g・販売価格 税込420円・発売中)は、甘口で優しいしょうがの風味と、爽やかな抹茶の香りが特徴の飴。三重の豊かな自然の中で生産された伊勢茶を厳選して使用し、沖縄波照間島の黒糖をふんだんに練り込んだ、深い味わいが楽しめる。
国内製造の砂糖を使用し、添加物など余計なものは使用していない。しょうがは「百邪を祓う」と言われ、古くから健康維持の和漢食材として用いられてきたのだとか。
記者も冷え性や代謝の悪さから、しょうが製品を常備しているファンのひとり。飴で手軽にしょうがを持ち歩けるのは、かなり嬉しいポイントだ。
しかし心配なのはその辛さだろう。同社が販売する「しょうが飴」シリーズは辛さも様々だ。以前、辛さの目安がマックスの「特製 しょうが飴 辛味絶佳」のパンチの効いた味わいを紹介しているが、『特製 抹茶 しょうが飴』は1番優しい辛さらしい。
気になるのは、抹茶としょうがという組み合わせ。早速いただいてみよう!
優しい甘さと辛さで上品な味わい
抹茶を連想させるグリーンのパッケージは、紙の質感でどんな飴がでてくるのか、ワクワクする印象がある。
個包装から出すと、丸くコロンとした落ち着きのある深緑色の飴がお目見え! 香料は不使用なので、不自然な香りは全く感じない。
口に入れると、まず抹茶の渋みが広がり、後からじわじわとしょうがのスパイシーな風味がくる。かといって、辛い!という印象ではない。ピリッと感はどことなく感じるものの、しょうがの風味が甘くて優しい。
しょうがも抹茶も、主張が強すぎずバランスが良い。黒糖のコクのある優しい甘さとマッチして、上品な味わいだ。
配信: おためし新商品ナビ