レシピ | 冷凍食品で傷まない時短弁当

レシピ | 冷凍食品で傷まない時短弁当

第4回 フレッシュな野菜と冷凍食品で夏を乗り切る!
お弁当に冷凍食品のおかずを入れた時に、野菜のおかずのバリエーションに困ったことはありませんか? 気がつくとお弁当の横にはブロッコリーとプチトマトばかり入れていたり…。

この夏、お弁当に美容と健康に良い酢のものをぜひ入れてみてください。日本人にとって昔からなじみ深いお酢は、美容と健康にいいことばかり。お酢には新陳代謝を活発にしてくれる代謝アップ効果、便秘改善、疲労回復効果もあるといわれています。さらに殺菌効果にも大変優れているのです。

「酢のものは、生ものなのでお弁当に入れることを敬遠する人たちもいますが、横にちょこんと自然解凍の肉団子などの冷凍食品を保冷剤代わりに置けば大丈夫」

そう話すのは、料理家の風間章子さん。そういえばお寿司の始まりも、生魚をお酢に漬けて保存性を高めたものでしたよね。今回は、酢の物レシピとコツを料理家の風間章子さんに聞いてきました。

キュウリとワカメの酢のもの

キュウリとワカメの酢のもの

材料(1人分)

ワカメ 少々
キュウリ 1/2本
カニカマ 1本
<調味料>
穀物酢 大さじ1
砂糖 小さじ1
しょうゆ 小さじ1

作り方

STEP1.

ワカメは、塩蔵のものはたっぷりの水で2〜3回洗ってよく塩をおとしてから、たっぷりの水につけて戻す。戻したらひと口大に切る。

STEP2.

キュウリは薄い小口切りにして、塩をふって軽くもみ、しんなりしたら水でサッと洗って水けをしぼる。カニカマは適当な大きさにさく。

STEP3.

調味料を混ぜ合わせて、ワカメ、キュウリ、カニカマを加えてあえる。

MEMO

塩を入れなくても、カニカマとキュウリにかけた塩で十分な塩分になります。また子どもが大好きなカニカマで彩りが美しく、定番の卵焼きも美しく見えます。

夕飯分も作って時短

「キュウリ1本分使いたい時は、倍の材料を入れて、夜の分を作っておいてもいいかもしれません。またミョウガやシラスなど、その時々ある野菜でも作ってみてください」(風間さん)

今回、教えてくれた料理家の風間章子さんは、昔から酢のものの殺菌効果に注目してメニューに取り入れていたそう。お弁当に冷凍食品を入れる時には、酢のもののこともぜひ思い出してみてくださいね。フレッシュな野菜とお酢は毎日取り入れたいですから。

毎日のお弁当作りは、どうしてもレシピにも悩みがち。そんな時は、食品宅配サービスを上手に利用するのもひとつの手段。たとえば、有機野菜・低農薬野菜、無添加食品の宅配を行う『らでぃっしゅぼーや』は、お弁当に役立つお惣菜も充実。好きなタイミングで配達してもらえるから、前日の夕方に配達してもらえば、お弁当作りの心強い味方に。この時期、夜作り置きするよりも、衛生面で安心、ですよね!

(取材・文/谷亜ヒロコ 撮影/新泉由香里)

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風間章子
風間章子
人形町キッチン代表
家庭料理からプロの技を活かしたおもてなし料理まで手がける料理家。数々の雑誌で美容と体に良い料理を提案。分かりやすいと大好評の料理教室も主宰している。
家庭料理からプロの技を活かしたおもてなし料理まで手がける料理家。数々の雑誌で美容と体に良い料理を提案。分かりやすいと大好評の料理教室も主宰している。