宅飲みの需要や節約志向から、新ジャンルの人気は酒税が改正された今も衰えない。加えて糖質オフ・ゼロは健康志向が高まり、注目する人も多いカテゴリーだ。そうした中の人気銘柄『キリン のどごし ZERO』が、中味・パッケージともにフルリニューアルした。さらにおいしく爽快な飲み口になったというので、おためししてみたい!
より個人に合わせた”付加価値”のある新ジャンル
キリンビールの『キリン のどごし ZERO』(300ml缶・販売価格 税込149円前後・2020年12月製造品から順次切り替え)は、飲みたい人に味方する、糖質0×プリン体0×甘味料0の新ジャンル。2017年に発売し、販売本数は右肩上がりだ。
一番の特徴は、糖質・プリン体がゼロなばかりか、甘味料も不使用という3つのゼロにある。糖質も気になるが、尿酸値も…という人には、やはりどちらもゼロの方がありがたい。自分にとっての付加価値が付くので、リピートしやすいのも人気のひとつかもしれない。
今回のフルリニューアルでは、特徴である飲みごたえと後キレを強化している。ホップの配合を見直し、飲んだ瞬間のグッとした飲みごたえがアップ。更に仕込工程を最適化して、すっきりとした後キレを向上させて、より磨きのかかった爽快なうまさにリニューアルしている。
パッケージは、2020年4月にリニューアルしたことが記憶に新しい。1年たたずでのリニューアルだが、更にうまさが伝わるように、シズル感を強化したデザインにしているそう。
40を超えて健康が気になりだした記者、オフ・ゼロ系の新ジャンルには興味津々。早速飲んでみよう!
香りは濃いのに、甘味料ゼロでスッキリ飲める、新『キリン のどごし ZERO』!
早速グラスに注いでみると、華やかな香りと共に、荒く次第に細かい泡がたつ。香りが強く、みずみずしいホップのアロマがある。
無理してつけられた甘味がないのはかなり嬉しい
まずは一口。フルーツのリキュールのような風味と、優しい酸味。ゼロ系の発泡酒や新ジャンルにありがちな人工的な甘味がなく、スッキリと喉に落ちる。さすが甘味料ゼロ!
アルコール度数4%というのも飲みやすい
従来の「キリン のどごし<生>」のようなキリッとした苦味、というよりは鼻に抜ける香りが良く、フルーティーで嗜好品の要素が高めだ。みずみずしい苦味で、口当たりが軽い。香りで好みが分かれそうだが、飲みやすく女性が特に好みそう!
最近キリンビールでは、「キリン一番搾り 糖質ゼロ」の”ビールなのに糖質ゼロ”という大ヒット商品を産んでいる。自宅飲みが多くなればなるほど、健康も気になるし、”しかしビールが飲みたいんだ”という人も多いのだろう。消費者とはワガママなものだ。
更に気にする人は、様々なオフやゼロを網羅している新ジャンルはありがたい。飲みたいが、自分が気にしていることに合わせて選びやすいからだ。
かく言う記者も、350ml缶1本飲んでも100ちょっとというカロリー(100ml当たり27kcal)は魅力的。また甘味料などで”ビールに寄せよう”という無理が抜け、スッキリ飲める。健康を気にしているが、ビールテイストが飲みたい人には、嬉しい新ジャンルだ。
『キリン のどごし ZERO』(500ml缶も有り)は、全国の酒類取扱店・スーパー・コンビニエンスストアで順次切り替えて販売される。
配信: おためし新商品ナビ
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