実際、どんなトラブルがあるの? 子どもの誕生日会を行ったことのあるママたちに聞くと、こんなコメントがあった。
「正直、面倒くさいけど、友だちの誕生日会に呼ばれているから、『一度でいいからやって』と懇願されて困った」(30代ママ)
「『誰を呼んで、誰を呼ばないか』がわずらわしい。でも、子どもの呼びたい子をみんな呼ぶと、ワガママな子や意地悪する子、スネちゃう子もいたりと、大変」(30代ママ)
「あれも嫌い、これもマズイと言いたい放題で、なんだったら食べるの!? と思うような子も。腹が立つ」(30代ママ)
「お料理とケーキ、飲み物だけ用意し、子どもたちの好きに遊ばせたら、解散後、家のなかのモノがいろいろなくなっていた(泣)」(40代ママ)
結局、親も、そして主役のはずの子がみんなに気をつかい、ヘトヘトになってしまったという経験は多々あるよう。
●誕生日会成功の秘けつは、メンバーと時間の割り切り
こうしたトラブルを防ぐためには、どうしたら良い? 誕生日会のアイデアを多数紹介するサイト「キッズパーティー」の担当者に聞いた。
「『誰を呼ぶか』の問題は、親も子もトラブらないメンバーにしぼるのが良いと思います。たとえば、『同じ習いごとの子』とか、『ひとりっ子で兄弟がいない子同士、一緒にお祝い』など、線を引きやすい基準があると揉めごとになりにくいですね」(キッズパーティー担当者 以下同)
実は、後々トラブルにつながる面倒なケースは、親のほうだそう。
「幼児期は特に、できれば親にも一緒に来てもらうほうが良いと思います。ビュッフェ形式にしても、初めてだとどうしたら良いかわからないですし、親がいるほうがワガママも言わず、和やかに過ごせるメリットもあります」
仲良しグループが決まっている場合、年度初めにお誕生会を開くかどうかをお互い聞いてみるのも良いそう。
「仲良しグループみんながそれぞれの家で開こうという話になればスムーズにいきますが、少しでも面倒そうな親がいたら、メンバーを考え直した方がいいですよ」
また、揉めごとを避ける鉄則は、時間を短めにすることだそう。
「長いとダレますし、帰りたい子も出てきます。下の子がいるお宅では、迷惑になるかもしれない。食事込み2時間程度とし、いったん締めの挨拶をしてから、好きに遊ばせると良いと思います」
あちこちに気をつかうのではなく、「親も子も面倒くさくないメンバーにしぼる+時間は短め」と割り切り、線をひくことが成功の秘けつかも?
(田幸和歌子+ノオト)
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