キャンプ前に覚えよう!アウトドアハック

第34回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
夏遊びのなかでも、特に人気が高いキャンプ。テントを張って近くの川で釣りをしたり、BBQをしたりと家族や友人と過ごすのにピッタリ。だが、キャンプにはうっかりミスも付きもの。「ハサミを持ってくるのを忘れて紐が切れない」「コルク抜きがなくてボトルを開けられない」など。そんなときでも、道具いらずで対処できる方法があるのをご存じだろうか?

●ハサミがなくても大丈夫!簡単に紐を切る方法

うっかりハサミを持っていないこともあるだろう。そんなときに試したいのが、摩擦熱を利用して紐を切る方法。やり方は、肩幅くらいに足を広げて、紐を両足で踏む。あまっている紐を両足で踏んでいる紐の下に通して、上に引っ張りながらゴシゴシと紐同士を擦り合わせるだけ。ポイントは、足で紐を踏む際に、切りたい部分が両足の真ん中になるように調整すること。また、摩擦熱を利用して切るため、凹凸やザラザラした材質の紐のほうが切りやすいだろう。

キャンプ場

●缶切りいらず!石を使って缶詰を開けよう

BBQや夕食の際に、自宅から持ってきた缶詰を開けようとしたら、缶切りがなかった…。絶望的な瞬間だが、諦めるのはまだ早い。実は、石やコンクリートを使って開けることができるのだ。やり方は簡単。平らな石やコンクリートに、缶詰の開ける側を押し付け擦りつけよう。そうすることで、缶詰のフタと容器(側面)の接着部分を削ることができる。削り終わったら缶詰のフチに力を加えて、フタを押し出すだけ。少しワイルドな方法だが、いざというときには試してみる価値あり。

●ワインのコルク抜きには靴が役立つ

キャンプでの夕食。みんなで火を囲みながら、ワインを飲むのも楽しいだろう。しかし、ワインは持参してもコルク抜きを忘れてしまうこともある。そんなときは靴を使うと便利。方法は、靴のなか(かかと部分)にワインボトルの底部分を入れて、ワインボトルを靴ごと壁や木に打ちつけよう。すると、徐々にコルクが抜けてくる。靴がクッションになり、ボトルが割れづらくはなるが、あまりにも力を入れ過ぎると割れてしまう危険性もあるので、ほどほどに…。

お盆休み中にキャンプを計画している人も少なくないだろう。楽しいキャンプを忘れもので台無しにしないためにも、今回のようなアウトドアハックを覚えておくと安心だ!
(文・奈古善晴/考務店)

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