家庭にあるものでもすぐできる!夏の生ゴミ臭対策

第347回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
夏に台所やゴミ箱から臭ってくる不快なニオイ。高温多湿のこの時期は、生ゴミが腐りやすく悪臭も放ちやすい。ニオイだけならまだしも、コバエやゴキブリなど害虫を発生させる可能性もあり放置はできない。ニオイを抑えるためにはどうすればいいのだろうか?

●生ゴミの捨て方のポイントは?

生ゴミが腐敗することで発生する悪臭は、腐敗を抑えることでニオイを軽減できる。生ゴミに水分が多く含まれていると、腐敗を早めてしまうので、捨てる際にはいかに水分を少なくするかが大切。十分に水分を切ってから新聞紙やチラシなどで包み、ビニール袋に入れてからゴミ箱へ捨てる。そうすることで、新聞紙が生ゴミの水分を吸収し、腐敗しにくくなり、ビニール袋内でニオイが充満するのを防ぐこともできるだろう。

生ゴミ

もっとニオイを防ぎたい場合は、前述通りに生ゴミをビニール袋に入れたら、ゴミ箱ではなく、冷凍庫に入れてゴミの回収日まで冷凍しておく方法もある。人によっては、生ゴミを冷凍庫に入れるのは抵抗を感じるかもしれないが、効果的なのでニオイでお悩みの人はお試しを。

また、ゴミ箱から悪臭がしている際は、キッチン用の消臭スプレーやアルコールで、ニオイの元となる雑菌の増殖を抑えることができる。ちなみに、生ゴミに重曹を振りかけることでも、ニオイを和らげることができるようだ。

●排水口のニオイにも要注意

いくら生ゴミの捨て方を工夫しても、排水口が汚れていたら悪臭が発生してしまう。排水口を掃除する際は、重曹とクエン酸が効果的。排水口に重曹を多めにふりかけ、その上にクエン酸を溶かしたお湯をかける。そうすると泡が出てくるので、5分~30分ほど置いてからお湯で洗い流すだけ。クエン酸がなければ、お酢でも代用可能。

掃除が終わったら、ぬめり予防のために丸めたアルミホイルを排水口やくず受けにいれれば完了だ。水とアルミホイルの化学反応によって、雑菌の増殖を抑えることができる。

夏場の生ゴミは、少しの手間である程度は抑えることができる。イヤなニオイや害虫に悩まされているようなら、今すぐ実践してみよう!
(文・奈古善晴/考務店)

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