『ひろし』、お前は誰なんだ!?『ゆかり/かおり/あかり/うめこ』と食べ比べてその正体を探る【ふりかけ・かけ比べ】

『ひろし』、お前は誰なんだ!?『ゆかり/かおり/あかり/うめこ』と食べ比べてその正体を探る【ふりかけ・かけ比べ】

『ゆかり』

三島食品を50年間支えてきた『ゆかり』(26g)は、この商品のために作られた独自品種「豊香」を使用したこだわりの赤しそふりかけ。品種・栽培・加工すべてにこだわっており、しそならではの香りと味わいを楽しめる。

その証拠に、袋を開けるとしその香りが一気に広がる。これだけでご飯が進むくらい。だが、味は非常に繊細で、主張しすぎない程度のしその酸味と風味。あくまで白ご飯をメインとしながらも、ちょっとだけ贅沢を色付けするような特別感がある。後味に残るしその香りは、いつも凛とした存在感で頼れる長女を思わせる味わい。

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ー番外編ー「ソフトふりかけ ゆかり」

実は『ひろし』の発売と同日、『ゆかり』の派生商品「ソフトふりかけ ゆかり」も発売となった。こちらはカリッと乾燥した『ゆかり』に比べ、しっとりとしたソフトなふりかけとなっており、香りが格段に広がる仕立てとなっている。ただし、しょっぱさやしそ感などは若干控えめ。しその香りを堪能したい人におすすめだ。

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『かおり』

垢抜けて大人の女性に育った『かおり』

続いては『かおり』(15g)。青しその色を活かした爽やかな香りが特徴のふりかけだ。お姉ちゃんの『ゆかり』と似た顔立ちだが、ご飯に混ぜるのはもちろん、スパゲッティや肉・魚料理などにふりかけて薬味のような使い方もできるハイスペック女子。

梅酢の酸味が減ったためか、しその香りがダイレクトに伝わってくる。薬味らしい強さだ。『ゆかり』はしっとりとした食感と繊細な味わいだったが、『かおり』はしその葉の食感と味がしっかりと残っている。ご飯に対してはこちらがメインとなるくらい主張が強い。反発心の強い次女を思わせる味わいだ。

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