痛風を発症・予備軍と診断されてしまった!正しい食事療法とおすすめのレシピを紹介

痛風を発症・予備軍と診断されてしまった!正しい食事療法とおすすめのレシピを紹介

食生活の改善で気をつけること

痛風にならないようにするためには、毎日の食生活が大事になります。
日常的にどの様なことを意識すると良いか紹介します。

アルコールを控える

アルコールは尿酸量を増やすほか、尿酸の排出を抑える働きをするため控えた方が良いです。
目安量として1日に、日本酒は1合、ビールは500mL、ウイスキーダブルは1杯(60mL)までとしましょう。また、週に2日以上の禁酒日を作ることも大切です。お酒にあうおつまみはプリン体を多く含む食材であることが多いので、アルコールを控えると同時に食事内容も見直しましょう。

水分を摂取する

尿酸を体外へ排出する量を増やすため、水分を多く摂取するように意識しましょう。
1日2Lが目安です。水分といっても清涼飲料水やジュースなど果糖を多く含むものはNG。水やお茶で水分を摂取するようにしてください。

高尿酸血症の食事 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

薄味・塩分控えめのおすすめレシピを紹介

痛風はプリン体の過剰摂取や尿酸値が関係していますが、肥満が高尿酸血症の要因の一つになっていることがあります。
特に味が濃く塩分が多いものやカロリーが高いものを食べて肥満が進むと、糖尿病や高血圧などの症状と合併しやすくなるので要注意です。

とはいえ、晩酌を楽しみたい時にはどんな料理を食べると良いか気になる方も多いはず……。
おすすめは、カロリーが低く、尿をアルカリ化する野菜・きのこ類を含むメニューです。
尿酸は酸性のため、尿をアルカリ化することで排泄されやすくなります。
今回はこれらの素材を取り入れたレシピを2つご紹介します。

えのきとねぎのレンジナムル

食物繊維を含むえのきがたっぷり摂れます。調理も簡単なので1品用意したい際にも手軽にできます。


えのきとねぎのレンジナムル

えのきだけ、小ねぎ、○にんにくチューブ、○鶏ガラスープの素、●ごま油、●白いりごま、●こしょう、塩

調理時間:5分

オクラと長芋の和えもの

梅を使ったさっぱりとしたメニュー。オクラはプリン体が少ない食材です。ぜひこちらもお試しください。


オクラと長芋の和え物

オクラ、長芋、○梅干し、○ポン酢、○ごま油

調理時間:10分

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