まるで旅行気分!(※半スペイレル)北海道の羊蹄山の湧水を使ったグルメのための『羊蹄山麓ビール 選べる 6本セット』を飲み比べしてみた

まるで旅行気分!(※半スペイレル)北海道の羊蹄山の湧水を使ったグルメのための『羊蹄山麓ビール 選べる 6本セット』を飲み比べしてみた

NISECOISE ニセコワーズ

※アレルギー特定原材料 小麦を使用

続いては『NISECOISE ニセコワーズ』(アルコール度数5.0%)。「ニセコワーズ」とはニセコの女性の事で、グレープフルーツや白ワインを思わせるホップの芳香とオーツ麦を使用した優しい風味が調和したビールだ。メインの麦芽のほか、オーツ麦と小麦がブレンドされた白ビール寄りの特徴が多く見られる。

例えば、香りは柑橘系を思わせる酸味とスーッと鼻に抜ける華やかさ。味わいは非常に上品な印象で、ほんのりと優しい甘みを感じられる。麦の風味も強く、繊細ながらも芯の強い味わいだ。ただし、後味にキュッとした酸味とともに酵母などに由来するヘイジー(にごり)なビール特有の余韻が感じられる点は、好みが分かれるかもしれない。

ペアリングに関しては和食や洋食、肉にも魚にもチーズにもぴったりの万能タイプと言えるだろう。北海道・ニセコ町のルピシア直営のビアレストランでは、カニや生牡蠣など、魚介の料理との組み合わせを推奨しているそうだ。

IPA アイピーエー

3つ目は『IPA アイピーエー』(アルコール度数6.0%)。柑橘のように爽やかな品種など、個性的なホップを贅沢に組み合わせたインディアペールエールだ。もともと防腐剤代わりにホップを大量に使用してできたのがインディアペールエールの特徴で、こちらのビールも英国伝統の重厚なボディと、現代的なホップの深い香りの調和を楽しめる。

 

グラスに注ぐとホップの花が見えるような鮮烈な香りが広がっていく…。ゴクリとひと口含むと、口の中すべてをリセットするかのような重厚なコク。風味の中に麦の姿もしっかりと隠れており、鼻へと抜ける香りを楽しむと色んな表情が見え隠れする。ひと口飲むごとに見えてくる味わいこそが『IPA アイピーエー』の魅力だろう。

その濃厚な苦みは、揚げ物やスパイス料理などと相性がいい。意外かもしれないが、チョコレートなどの甘いお菓子との組み合わせも美味しいのでぜひ試してみてほしい…!

関連記事: