沖縄県産の含蜜黒糖を使用したフジバンビの「黒糖ドーナツ棒」シリーズに新作が登場! 『レーズン黒糖ドーナツ棒』は、サクッとしたドーナツ生地にレーズンの芳醇な香りを楽しめるおやつだ。ほっこりとした深みある黒糖のコクを、この1本で感じられるそう。 今回の新作はどのような味わいなのだろうか、定番商品と食べ比べしたレビューも合わせてお届けしよう。
かりんとう製造から生まれた「黒糖ドーナツ棒」
株式会社フジバンビ(熊本市北区)は、菓子や食品などの製造販売を手がける菓子メーカー。かりんとうのイメージが強かった黒糖を、親しみのある西洋菓子とコラボした「黒糖ドーナツ棒」は同社の看板商品。
日本の素材で日本のドーナツを作ろうと、さまざまな試行錯誤をし、1987年に誕生した。
フジバンビの「黒糖ドーナツ棒」
「黒糖ドーナツ棒」(12本入り・希望小売価格 税込475円・発売中)は、沖縄県産の黒糖を使用した懐かしいけど新しいお菓子。全ての素材にこだわり、揚げ菓子とは思えないほど油っぽさが少ないそう。また、全国のあらゆる菓子が集結する4年に一度の展示会「全国菓子大博覧会」にて、リッチモントクラブ賞、名誉総裁賞を受賞している実力派。
味の命となる黒糖は沖縄の含蜜黒糖を、選び抜いた国産小麦粉、独自開発した新鮮な植物油を使用し、おいしさへの追及は妥協知らずといえるだろう。今や、阿蘇のジャージー牛乳や九州の各県の味が楽しめるドーナツ棒などもシリーズ化に。日々味わいが進化するなかで、新たに登場したのがこの商品なのだ。
新作の『レーズン黒糖ドーナツ棒』
『レーズン黒糖ドーナツ棒』(8本入り・希望小売価格 税込350円・2021年2月1日新発売)は、人気シリーズ最新作。黒糖の深いコクと甘みを生かし、レーズンのフルーティーな風味を楽しめる。
レトロ感があるパッケージ
その香りの良さと深いコクは、ドーナツ棒そのもの!
黒糖は白砂糖と比べてカルシウム、リン、鉄などのミネラルやビタミンなどもたっぷり。疲労回復にも役立つスーパーフードが、手軽に食べられるなんてちょっと贅沢かも。
『黒糖ドーナツ棒&レーズン黒糖ドーナツ棒』をためしてみよう。
揚げ菓子と聞けば、気になるのはやはり油っぽさ。その点はどうなのだろう、今回はおやつタイムをさらに楽しむために、紅茶と合わせて味わってみたい。まずは、看板商品の「黒糖ドーナツ棒」から開封だ。
ロゴマークがプリントされた袋を開けると、揚げ菓子特有の香ばしい香り!
1個のサイズは、タテ約7㎝×ヨコ約3㎝、分量は約16g、小ぶりだけどズシッと感じる。
手で半分に割ってみると、外側はこんがりとした揚げ色、中側は白い生地が。指で持っても油のベタ付き感は軽く感じる。
ひと口食べてみると、サクッと脳内に響く食感と濃厚な甘み! 重なるようにジュワーっと蜜が全体に包むよう… 生地を見てみると、 黒糖が溶けているみたい。心配していた油っぽさも軽く、こんなにコク深い黒糖ってあるんだ。ちなみに紅茶はストレートで、深い甘みとの相性もよかった。
続いては、『レーズン黒糖ドーナツ棒』を開封してみる。
新作は、淡いうす紫色のパッケージに商品名がプリントされているようだ。
サイズ・分量はドーナツ棒と同じ
袋を開けてみると、やや強めの甘酸っぱい香りが広がってきた。先ほどと同じように半分に割ってみると、中身はドーナツ棒と変わらないかも。しかし、ひと口食べてみると… 口の中を駆けめぐる果実の風味がドドッと押し寄せてきた! しっとりした食感と黒糖の甘みを、後押しするような酸味が絶妙すぎ。
レーズン自体は入っていないので、レーズンが嫌いな人も食べやすそう。じんわりとくるまろやかさに、思わず2本目に突入してしまう記者なのであった。
配信: おためし新商品ナビ