2021年3月18日

バラバラにならない！ぴったり一口サイズになるブロッコリーの切り方！

ブロッコリーをカットしようと房のあたりに包丁を入れる際、思ったよりも小さなサイズにカットしてしまったりつぼみの部分がバラバラに崩れてしまうことがありませんか？うまくカットするにはどんなコツがいるのでしょうか？今回はシチューやグリルにもぴったりな一口サイズにする方法と茎まで無駄なく使える切り方を解説します。

ブロッコリーはどのくらいの大きさにカットするのが理想？

様々な料理で使えて重宝するブロッコリーですが、カットするサイズがバラバラになってしまい食べ辛い……といった経験はありませんか？

調理で使いやすく、食べる時にもちょうどよい大きさは一口で食べれるサイズで約3cm四方です。レシピでよく見かける「一口大の大きさに切る」のは3cm程度の大きさと覚えておきましょう。

また食べるのは房の部分がメインですが、茎も大切に残しておきましょう。
実は茎にも房と同様にビタミンCやβ-カロテンなど栄養が豊富に含まれています。
ビタミンCには抗酸化作用があり、免疫力を高める働きが期待できます。β-カロテンはビタミンAへ変換され、皮膚や粘膜の健康維持をサポートしてくれます。
ブロッコリーは房と茎の全てに栄養が詰まった嬉しい食材といえるのです。

ブロッコリーの切り方手順

ここからは、ブロッコリーの房と茎をそれぞれどのように切れば余すところなく使えるか、手順ごとに写真付きで解説していきます。

①ブロッコリーを洗う
ブロッコリーの房部分である蕾の中にはホコリなどの汚れが隠れているケースがあります。ボウルに水を張り、約20分程度浸けて取り出す時に茎部分を持ってゆすぐように振ると汚れがとれます。裏技として、お酢には目に見えない細菌を抑える効果があると言われています。お酢を使用する際には、ボウルに対して大さじ1を加えてみてください。

これで完璧！虫とホコリをしっかり落とすブロッコリーの洗い方！

ブロッコリーを洗う時、水を弾いてしまって本当に洗えているか不安になったことはありませんか？とはいえゴシゴシ洗おうものならつぼみが潰れそうだし……。今回は虫や汚れをしっかり落とす洗い方を解説します。

生の野菜や果物を安全でおいしく食べるために：農林水産省

②房と茎を分ける
ブロッコリーの房をカットしやすくするよう、茎と房部分を2つに切り分けます。

③ブロッコリーを小房に分ける
切り離した房部分を小房に切り分けていきます。小房が繋がっている太い部分に包丁の刃を入れていきます。写真のように、小房が一口サイズより大きい場合は、小房を更に半分にカットしましょう。

茎の皮はどのくらいむけばいいの？

茎には芯があり、ブロッコリーの中でも特に固い部分になります。ただし、茎部分にも栄養があるため、捨てずに調理で使いたいサイズに切り分けましょう。茎の外側の皮は、表面のでこぼことした部分が取り除ける程度にむきます。

皮を切った後は、短冊切りのようにして茹でた後に和え物に使用したり、乱切りにして煮込み料理などに使用できます。食べる際に芯の固さを気にしたくない、という方は更に細切りにして調理時にしっかり火を通しましょう。炒め物やスープなど、加熱をすると柔らかくなります。

茎についてる葉っぱは捨てる？捨てない？

ブロッコリーの茎についている葉っぱにも栄養があるため、捨てずに食べることをおすすめします。
ブロッコリーの葉の部分には、メラニンの生成を抑える効果が期待できるビタミンCや、血行促進作用のあるビタミンEが含まれています。また、赤血球を生成を助ける働きのある葉酸も含まれています。
ブロッコリーを栄養と共に味わい尽くすなら、この葉の部分も捨てないようにしましょう。