【管理栄養士が解説】枝豆のカロリー・糖質の量は?ダイエットに役立つ枝豆の栄養を知ろう!

【管理栄養士が解説】枝豆のカロリー・糖質の量は?ダイエットに役立つ枝豆の栄養を知ろう!

枝豆は不足しやすい栄養素の補給にぴったり!

枝豆はダイエット中の方、野菜不足が気になる方に摂って欲しい栄養素が詰まった野菜です。具体的にどのような栄養素が摂れるのか見てみましょう。

高血圧&むくみ対策になる「カリウム」

枝豆に含まれるカリウムは、冷凍枝豆の場合は可食部100gあたり650mg。これは1日に必要な量の約4分の1~5分の1の量です。カリウムは野菜や果物に多く含まれる栄養素で、枝豆はそら豆の約1.7倍、グリンピースの1.9倍と比較的多く含まれています。

ただし、カリウムは水に溶けやすい性質があるため、冷凍枝豆をお湯で茹でるとカリウムの量が減ってしまう恐れがあります。栄養素をできるだけ失わせたくない場合は自然解凍するか、電子レンジ加熱で解凍するとよいでしょう。

カリウムは余分なナトリウムを排泄してくれる働きがあり、ナトリウムの摂りすぎによる高血圧やむくみの予防効果が期待されます。

枝豆をおつまみとしていただくと、お酒を飲んだ翌日のむくみ対策や、普段から血圧が気になる方の対策に役立ちます。

肌の健康維持に繋がる「ビタミンC」

枝豆に含まれるビタミンCは、冷凍枝豆の場合は可食部100gあたり27mgです。1日に必要な量は100mgなので、約4分の1の量を補給できます。

ただし、ビタミンCも水に溶けやすく、また熱にも弱い性質があるため、流出させたくない場合は自然解凍がおすすめです。

ビタミンCは肌のコラーゲンの生成に必要で、肌の健康維持に欠かせません。とくに紫外線の強い夏の時季は、ビタミンCが不足しないようしっかり摂取したいもの。枝豆の旬は夏なので、旬のおいしい枝豆からビタミンCをしっかりいただきましょう。

ダイエットに欠かせない「食物繊維」

枝豆に含まれる食物繊維は、可食部100gあたり7.3gです。これは1日に必要な量の3分の1程度にあたります。

食物繊維は余分な糖や脂質を吸着して、体外へ排出してくれる働きもあるので、ダイエット中の方は不足しないようしっかり摂りたい栄養素。間食やおつまみの代わりとして取り入れると、カロリーダウンしながら食物繊維を補えますよ。

食物繊維はほかにも、腸内環境を整えてお通じをよくしてくれる働きもあるので、便秘がちな方にもおすすめです。

※参照:厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)

枝豆は食べすぎに気をつければ、優秀なダイエットの味方!

枝豆は野菜の中ではカロリーが高い方ですが、量さえ気をつければダイエット中に摂りたい栄養素をしっかり補給でき、カロリーダウンにも役立ちますよ。冷凍枝豆はストックしておきやすいので、手軽に食べられるのも魅力です。ダイエットや、毎日の健康づくりに枝豆を役立ててくださいね。

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トクバイニュースは「くらしを少しでもラクに、ちょっぴり幸せな日常を」をテーマにしたライフスタイルメディアです。日々の買い物が楽しくなるような話題の商品情報や、料理・掃除・洗濯など家事のコツをわかりやすくお届けします。
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