赤ちゃんが嘔吐したあとは離乳食を与えて大丈夫?離乳食のプロが答えます

赤ちゃんが嘔吐したあとは離乳食を与えて大丈夫?離乳食のプロが答えます

この記事では、保育士であり、離乳食インストラクターの中田馨さんが赤ちゃんが嘔吐したあとに離乳食を与えてもいいかどうかについてお話ししています。嘔吐後すぐには何も与えず、吐き気が治まってからおかゆを与えましょう。脱水症状の見極め方も紹介します。

脱水の見極め方

私の娘は胃腸炎のときに脱水になりました。4歳ごろ夜中に嘔吐が始まり、何度か吐き続け朝には治まりましたが、少々ぐったりしているし念のため病院に行くと、「脱水です」と言われました。

症状が落ち着いていたこともあり、軽く考えていたのでびっくりしました。そこで、赤ちゃんの脱水の見極め方3つをお伝えします。

・ぐったりしてる

・爪を押さえて爪の色が戻りにくい

・赤ちゃんの様子がいつもと違う

ほかにも何度も嘔吐を繰り返すなどあれば、やはり受診するほうがいいですね。

嘔吐のときの食事と避けたい食べ物

嘔吐のときにはまずはおかゆからスタートしましょう。5~6カ月ごろ(離乳食初期)のことを思い出して、時間をかけて少しずつ食べて、吐き気がないかを確認します。

避けたい食べ物は大人が嘔吐のときに何を食べないほうがいい食べ物と共通するのではないでしょうか? たとえば、乳製品 ・冷たいもの・刺激の多いもの・脂っこいものなどの食べ物は弱った胃腸を刺激してしまうので避けましょう。

嘔吐後の離乳食の進め方は、受診した医師にも相談しながら赤ちゃんの負担にならないよう進めてみてくださいね!

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨

0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。

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