『麻ごぼう』
続いては正体不明の『麻ごぼう(マーごぼう)』(20g)。こちらもマーラー油でごぼうに味付けをし、花椒と唐辛子を一緒にしたおつまみだ。『麻ピー』と比較すると内容量が20gと非常に少なく、その分エネルギーが3分の1以下とヘルシーなっている。なお、食物繊維も多く嬉しいのだが糖質も若干多いので栄養面での取捨選択は必要だ。
パッケージは紫色ベース。チャック付きなのでちょびちょび食べるのにもぴったり。こちらはごぼうの香りが強めで花椒らしさはあまりない。
中身はパッケージのような綺麗な形ではなく荒くそぎ切りしたような形。揚げたことで形状がかなり歪になっている。表面には粉末みそがたっぷり。
1袋あたりのエネルギーは89kcal、糖質は約13.8g
そのおかげか、1枚口に入れると初めに感じるのはみその甘味。中盤からほんのりと辛さが現れるが、終始甘味が勝っていて単体では甘いごぼうスナックという印象。
試しに花椒の粒を食べてみたのだが、しびれる辛さがほとんどない。同じカリカリ花椒でも味が全く違うのには驚きだ。その代わりに存在感を放っていたのが唐辛子。先ほどの『麻ピー』も程よい辛さだったが、こちらの唐辛子は突き抜けて辛い。激辛党の記者だが、思わずヒーヒーと深呼吸するほどの強烈さ。
ごぼうと花椒と唐辛子を同時に食べると、初めは甘く、終盤から唐辛子の強烈なヒリヒリとした辛さが襲い掛かってくる。残念ながら花椒はほとんど感じないのだが、甘辛いもの好きにはかなり刺さるクオリティだと思う。
激辛だけど全く違う2つの味。旨辛なら『麻ピー』、甘辛なら『麻ごぼう』
話題の『麻ピー』はピーナッツの旨味と花椒のしびれる辛さを存分に生かした旨辛な味わい。一方、新作の『麻ごぼう』は同じ激辛おつまみではあるが、甘さと唐辛子のヒリヒリとした辛さをベースとした味わいだった。『麻ピー』と同じ路線だと思っていただけに、意外な味の違いに記者も驚いている。
「きのこの山」か「たけのこの里」か、それくらい真逆の味なので見かけた際はぜひ2つとも購入して食べ比べを楽しんでほしい。全国のスーパー、コンビニで発売中。
配信: おためし新商品ナビ
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