日頃の疲れから解放してくれるおうち時間、心身ともに癒やされるおやつタイムは欠かせないもの。武平作から新発売される『華香重(はなかえ)』は、今まで食べたことのない新食感の餅菓子。
羽二重餅の中にマカダミアナッツが1粒入っており、きな粉・黒みつを合わせるとイロイロな味わいが楽しめるそう。やわらかな食感と硬い食感の組み合わせに、なんだコレ?…と思いながらも、じわじわとおいしさが押し寄せてくるとか。
お餅とナッツのコラボは初体験の記者が、レビューも交えてお届けしよう。
こだわりが詰まった武平作のおやつ
大正12年創業の株式会社武平作(栃木市城内町)は、県内5か所に直営店を構える老舗の菓子メーカー。売上ナンバーワンの濃口せんべいの「城壁」や素材にこだわった和洋菓子は、地元住民に愛され続けている。
コロナ禍でホッとひと息するため、マスクを外して甘いおやつを食べると気分も少し上がるもの。「この味、おいしいね」と友人や家族との何気ない会話をしながら、ティータイムを楽しむ… そんな当たり前の日常が愛おしくなるばかりだ。
自分へのごほうびや大切な誰かに贈るおいしいギフトには、味やデザインの良さも追及したいところ。商品を手に取るだけで香りや食感を楽しめるお菓子を選びたい… そんな人にぴったりなのが、この新商品なのである。
『華香重』8個入りセット
『華香重(はなかえ)』(1袋 餅2個/黒みつ5g 税抜220円・6個入り 税抜1,520円/8個入り 税抜1,960円・2021年4月新発売)は、羽二重餅・マカダミアナッツ・きなこ・黒みつの4つの味わいが楽しめる餅菓子。
幾層にも折り重なる華やかな香りと新しい食感が特長だとか。
やわらかな羽二重餅の中に入っているのは、あのマカダミアナッツ! 付属の黒みつには沖縄産黒糖、はちみつ、水あめの原材料を使用している。
パッと目を引く赤色のパッケージには、平安時代には非常に高価で憧れの色とされていた「紅の八塩」をイメージされているとか。紅花の濃く染められた深みある紅色は、気品のある華やかさを演出している。
『華香重』をためしてみよう
このネーミングを聞いたときから、どんな食感なのかと想像していた記者。お餅にナッツが本当に合うのか、未知な和菓子の世界に期待が膨らむばかりである。
きな粉がたっぷり!
まずは開封だ。
袋を開けると、きな粉が入った小さなプラケースと黒糖などを使用した黒みつ、ミニフォークが入っている。ケースカバーを外すと、ぎっしり詰まったきな粉が半端ない!
フォークを入れて中身をかき出してみると、たっぷりのきな粉が溢れてくる。底から現れたのは大ぶりの羽二重餅が2個、1個のサイズは直径約4㎝、重さは約14g。個包装タイプでは、かなり大きめかも。
器に移してお餅をカットしてみると、こんなに大きなナッツが!
そのままひと口含んでみると、なめらかでトロッとしたやわらかさ。その後に続くカリッ! コリッ! とかむたびに、音の変化が現れるナッツが最高じゃないか。
控えめな甘さと香ばしさが、味わい深い仕上がりになっている。
今度は、付属の黒みつをかけてみよう。お餅にたっぷり付けて口の中へ運ぶと…
黒糖の甘さがやんわりと伸びる生地にからみつき、ナッツの風味にきな粉の風味が重なっていく。甘みがベタッと舌に残らないのは、やはり素材が良さなのか。
早々にお餅を平らげた後も、黒みつが重なったきな粉の味わいがずっと続く。1袋で2つの味わいを楽しめるなんて、ちょっと得した気分かも。
緑茶と合わせてティータイムも
餅・きな粉・黒みつは鉄板の組み合わせではあるが、ここにナッツを投入するとは… 商品開発のアイデア、そして新食感を生み出したプロの技に感謝したい。
配信: おためし新商品ナビ