調整豆乳と無調整豆乳の違い
調整豆乳と無調整豆乳の違いについては、JAS規格で明確な違いが定義づけられています。簡単にまとめると、無調整豆乳は大豆固形分が8%以上で大豆のみを原料として作られたもの。一方の調整豆乳は、大豆固形分が6%以上で、無調整豆乳に砂糖などを加えて飲みやすく加工したものを指します。
そのため無調整豆乳の方が大豆の風味が強く、苦味を感じることもあります。どちらも調理に使えますが、無調整豆乳の方が加熱したときに分離しやすいため、スープなどには調整豆乳を使った方が口当たりもよく仕上がりますよ。
牛乳との違い
豆乳と牛乳では、カロリーやたんぱく質にはあまり差がありません。牛乳100mlあたりのカロリーが61kcalなのに対し、調整豆乳は63kcal、無調整豆乳は44kcalとなっており、無調整豆乳だけが若干低カロリーです。また、100mlあたりのたんぱく質は牛乳が3.3g、調整豆乳は3.2g、無調整豆乳は3.6gとなっています。
一方でカルシウムと鉄分には差があります。牛乳には調整豆乳の約3.5倍、無調整豆乳の約7.3倍のカルシウムが含まれており、逆に豆乳には牛乳の約60倍の鉄分が含まれています。どちらを飲むか迷ったら、ご自身の不足した栄養素に合わせて選ぶとよいでしょう。
配信: トクバイニュース