放っておくとすぐにしなびてしまう水菜。持ちがあまりよくないイメージがあるかもしれませんが、適切な方法で保存すれば鮮度はキープできるんですよ。今回は水菜の適切な保存方法について、冷蔵・冷凍の場合に分けて写真つきでご紹介します。
水菜の保存方法
水菜は乾燥に弱い野菜なので、水分を逃さないようにするのが保存のコツです。冷蔵・冷凍のいずれでも保存できますので、それぞれのやり方を解説します。
冷蔵保存の場合(保存期間:10〜14日)
冷蔵保存の場合、株ごと保存するかカットしてから保存するかで手順が異なります。
株ごと保存する方法
1. 水菜全体を覆うように、キッチンペーパーで包みます。
2. キッチンペーパーで包んだ上から、根の部分だけ水で湿らせます。
3. 乾燥を防ぐためポリ袋に入れてから、冷蔵庫で保存します。
日持ち
株ごと保存する場合の保存期間は、12~14日程度です。水菜の水分を保つ上では、カットするより株ごとの方が保存に適しており、日持ちもしやすくなります。
カットしてから保存する場合
料理で使う予定が決まっていれば、カットしてから保存しておくとそのまま使えて便利です。株ごとの場合より保存期間は少し短くなりますので、その点は注意しましょう。
1. 水菜は4〜5cm程度の食べやすい大きさに切ります。
2. 1~2分ほど水にさらしてから、水気を切ります。
3. 保存容器にキッチンペーパーを敷いてから水菜を入れ、密閉した状態で冷蔵庫に入れます。2〜3日おきに霧吹きで水分を足すと、新鮮な状態をキープしやすくなります。
日持ち
カットした場合の保存期間は約10日が目安です。カットした断面は空気に触れて劣化していくので、適切に保存した場合でも早めに食べきることをおすすめします。
冷凍保存の場合(保存期間:約1ヶ月)
水菜は冷凍保存することで、冷蔵より長く保存することができます。ただし、生のようなシャキシャキとした食感は失われるため、スープや炒め物など加熱調理する料理に使用するようにしましょう。
1. 水菜は水で洗ってから、食べやすい大きさにカットします。
2. キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ります。
3. そのままの状態で保存袋に入れ、冷凍します。
日持ち
冷凍保存した場合の保存期間は、約1ヶ月です。一度にたくさん購入したときや、すぐに使う予定がないときには、冷凍すれば長く楽しむことができます。
解凍方法
冷凍した水菜は自然解凍するか、そのまま料理に使用します。生のようなみずみずしい食感ではないのでサラダには向きませんが、加熱調理する料理に幅広く活用できます。
水菜を使ったおすすめレシピ
続いて、水菜がおいしく食べられるレシピをいくつかご紹介します。
水菜の白和え風サラダ
シャキシャキとした食感が楽しめる生の水菜なら、熱を加えずサラダでそのまま食べるのがおすすめです。こちらの白和え風サラダは豆腐を使っているので、カロリーも控えめでヘルシーですよ。
水菜の白和え風サラダ
木綿豆腐、水菜、○白すりごま、○白だし、○砂糖、○ごま油
調理時間:5分
豚肉と水菜のはりはり煮
冷凍した水菜は生食には向かないので煮物やスープに活用しましょう。こちらの豚肉と水菜のはりはり煮は、わずか10分で1品おかずが完成するお手軽レシピです。カットした冷凍水菜を使うので、調理をするときの手間が減り時短にも繋がります。
豚肉と水菜のはりはり煮
豚バラ薄切り肉、水菜、○白だし、○酒、○みりん
調理時間:10分
配信: トクバイニュース