同店一番人気のまかないは、この生本マグロの血合い部分をチキン南蛮風の丼に仕立てたもの。水にさらして血抜きしたマグロをショウガ醤油に漬け込んだ後、衣を付けて油で揚げる。それを甘酢に絡めてからご飯の上に盛り付け、タルタルソースをたっぷりかけて仕上げる。
「アルバイトの子たちに生本マグロのおいしさを知ってもらうことがまかないの狙い。自分で食べたことがあれば、お客さまに自信を持ってお薦めできますから」と牛込昭仁マネジャー。同品を週2回の頻度で作るというが、提供される金・土曜日のアルバイトが不足したことはないほど、高い人気ぶりを博している。
冷凍マグロの血合い部分は、パサついた食感や鉄っぽい臭みが気になることがしばしばあるが、生本マグロはうま味が濃厚で食感も軟らか。大葉やガリなどを混ぜ込んだご飯も食欲をそそる。生本マグロを使ったまかないでは、他にシンプルなマグロステーキなどがある。
まかない作りは新人のキッチンスタッフ練習を兼ねて、メニューから一品作らせるといった取り組みもしている。
●店舗情報
「米と魚 酒造 米家ル 大崎本店」
所在地=東京都品川区大崎3-6-17 ニュー大崎ビル2階
◇外食レストラン新聞の2021年2月号の記事を転載しました。
配信: たべぷろ
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「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。
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