はちみつが固まってしまったら?上手な保存方法、使い切りアイデアって?今さら聞けない「はちみつ」基本のき

はちみつが固まってしまったら?上手な保存方法、使い切りアイデアって?今さら聞けない「はちみつ」基本のき

■もし、はちみつが固まってしまったら?


はちみつを長期間保存したり、冬場など外気温が15℃以下になったりすると、結晶化して白く固まってしまうことがあります。結晶化しても食べられますが、使いにくく、ザラザラした食感になるデメリットも。

元の状態に戻すには、60℃程度のぬるま湯に容器ごと入れ、湯煎でゆっくり溶かしましょう。フタやキャップは外しておき、お湯が容器に入らないように気をつけてくださいね。途中でスプーンや菜箸などでかき混ぜるとスムーズです。

電子レンジはお手軽ですが、温度調整が難しく、高温で加熱すると、はちみつの風味が損なわれる可能性があります。

■はちみつが体にやさしいのは、ミツバチのおかげ?

はちみつのように甘みづけで使う調味料には、砂糖もありますね。砂糖の主成分は「ショ糖」で、体内で吸収されるときに「果糖」と「ブドウ糖」に分解されます。一方、はちみつは蜜を運ぶミツバチの酵素によってすでに「果糖」と「ブドウ糖」に分解されているため、そのまま吸収でき、胃腸に負担をかけにくいというメリットが。

さらに、こうして複数の糖分が含まれているため、砂糖よりマイルドな甘さで素材のおいしさを引き立たせてくれるんです。コクもあり、リッチな味わいに♪

カロリーが砂糖より低いのもうれしいポイントです。

※ただし、はちみつを1歳未満の乳児に食べさせると「乳児ボツリヌス症」にかかる恐れがあるので絶対に避けてください。

関連記事: