「夫のことを嫌い」な妻は12.8%! 妻のホンネ大調査

第2回 妻たちの離婚計画
長い夫婦生活。いつの間にか夫に対する恋心も冷めてしまった…。そんなふうに感じている人も多いのではないでしょうか。

ただ、新婚時代のトキメキは失われても、ともに過ごす時間を積み重ねることで、家族としての深い愛情を持つことはできるはず。

では、実際に夫にそうした愛情を抱いている妻は、どれくらいいるのでしょうか? 子どもがいる既婚女性270名に独自調査を実施しました。

●夫を愛していなくても別れない理由とは?

最初に、「率直に夫のことをどう思っていますか?」という質問をしたところ、次のような回答結果に。

1位 どちらかといえば愛情を抱いている 28.8%
2位 どちらかといえば愛情は薄い 26.3%
3位 夫に対し、強い愛情を抱いている 21.7%
4位 ハッキリ言って、嫌い 12.8%
5位 どちらでもない。無関心 10.3%

ざっくり分けると「夫への愛情がある人」と、「愛情が薄い人&愛情がない人(無関心を含む)」の比率は、ほぼ五分五分という結果になりました。

夫への愛情が欠如している妻が、約半数もいるというのは少し驚き。では、そうした状態にも関わらず、どうして結婚生活を続けているのでしょうか? 理由を聞いたところ、「子どもがまだ幼いから」が66.2%と大半を占めました。

その他の回答としては、「子供から父親を奪ってしまうのはどーなのかと悩んで」(30代)というママもいれば、「妥協」(40代)とバッサリと切る人も。なかには、「結婚生活は、愛情が無くなったから辞められるほど単純なことではないと思うから」(30代)という、なかなか含蓄のあるコメントもありました。

「夫のことを嫌い」な妻は12.8%! 妻のホンネ大調査

●妻が実践している愛情維持の心掛けとは?

一方で「夫を愛している」と回答した妻たちは、愛情と関心を持ち続けるためにどのようなことを実践しているのでしょうか?

「自分から積極的にコミュニケーションをとるようにしている」、「夫のいい部分に目を向けるようにしている」が57.7%で同率という結果でした。

具体的な心掛けとして、「ありがとうとごめんなさいはきちんと伝える 朝の見送りと行ってきますのキスは毎日する」(30代)や、「とにかくスキンシップをとる」(40代)というように日々の生活を工夫している人や、「いい意味で、期待しない。家事など、やってもらえたらラッキーぐらいに思うようにする。言っても変わらないから」(30代)というドライなコメントも。

不満ばかりでは自然と愛情も薄れていってしまうもの。結婚生活の満足度を上げるには妻自身の意識改革も必要なのかも?

(構成・文:末吉陽子/やじろべえ)