牡蠣にあたったらどうしたらよい?
ノロウイルスや腸炎ビブリオなど、基本は対症療法で毒素が体から抜けるまでは症状が継続します。嘔吐や下痢の症状が出るため脱水症状になるケースも…。
腹痛や吐き気が少しおさまってきたら、水分をしっかり補給しましょう。
発熱など、症状が重い時は病院で輸液のため点滴する場合もあるので、病院で診てもらうことも大切です。
そもそもどんな牡蠣があたりやすいの?
牡蠣によってあたりやすいものとそうでないものに違いはあるのでしょうか。牡蠣に関する気になる点をいくつか紹介します。
生牡蠣はあたりやすいの?
加熱処理がない分、生食の方があたる可能性は高いといえます。牡蠣にあたるのは前述のとおり、ウイルス感染などによる影響です。そのため特に免疫力が低くなっている時には生牡蠣を食べるのは控えた方がよいでしょう。
同じ場所で獲れた牡蠣はあたりやすいの?
毒性を含むプランクトンを体内に取り込む可能性がある、という意味では同じ場所で同じ毒素やウイルスを持った牡蠣があたりやすいといえます。
ただ、例えば貝毒など定期的に牡蠣を養殖する海域では検査が行われており、規定数値以上検出されると出荷停止とするよう生産者側で調整されています。
貝毒のみ加熱処理でも菌が死滅しないため、このように徹底管理されています。
配信: トクバイニュース