欧州産トマト保存食品の魅力は
「レッドゴールド フロム ヨーロッパ」とは、ANICAV(イタリア野菜保存食品産業協会)が欧州連合(EU)の経済協力により展開中の、100%欧州産のトマト保存食品のおいしさ、安全性、汎用性を推奨するキャンペーンプロジェクトです。
ANICAVはトマト保存加工企業を代表する世界最大規模の協会で、90社の会員は全イタリアの6割以上の加工トマトおよび、世界中ほぼすべての皮むきホールトマト製品を生産しています。
■皮むきホールトマト
収穫後すぐ高温で皮むき、厳しく選別した後に自らの果汁とともに缶に密封し、加熱・殺菌しています。トマト保存食品中、最もポピュラー。甘味と酸味のバランスが良くジューシーなので、肉や野菜の煮込み、ミートソースからスープまで、オールマイティーに使えます。
■カットトマト
高温で皮をむいたあと角切りにカットして種を取り除き、果汁とともに密封、加熱、殺菌しています。カットしたトマトの食感を生かしたい料理に。ミネストローネやカポナータ(ラタトゥイユ)のようにトマトを「食べたい」料理に最適です。
■パッサータ(あらごしトマト)
ホールトマトとの違いは、皮むき・選別後に果汁を加えずにミキサーにかけ、あらごしにしていること。果汁量が少ないので少しの調理でソース状になり、時短料理に最適。ピザソースや肉、魚料理に添えるソース、パスタソースにも便利に使えます。
■チェリートマト
小さく、味が濃いチェリートマトを収穫後すぐに果汁とともに缶に密封、加熱・殺菌。チェリートマトそのままの味と形を楽しめます。形を生かして、そのまま前菜に。軽い加熱でつくるパスタソースや、アクアパッツァなどの魚料理などに幅広く使えます。
◇百菜元気新聞の2021年4月1日号の記事を転載しました。
配信: たべぷろ
関連記事: