使いやすいだけじゃない!視覚的にキレイに見せる「美収納」テクニック

使いやすいだけじゃない!視覚的にキレイに見せる「美収納」テクニック

第3815回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
最近では、”ミニマリスト”や“モノを持たない暮らし”をモットーに生活されている方も増えているようですね。年末の大掃除のタイミングで思い切って断捨離をしてお家の中がスッキリした!なんて方も多いかと思います。しかし、モノの量が減ったにも関わらず、「なんかゴチャついて見える…」「見栄えがよくない…」といった、お悩みを持つ方も。じつはお部屋をキレイに見せるには、収納とは別に“キレイに見せる”ためのコツが必要なんです。そこで今回は、その“キレイに見せる”という視覚的な部分に注目した「美収納」テクニックをご紹介したいと思います!

1.収納グッズは同じ形やデザインで揃えるだけで、美収納になる!

○美収納のコツ:収納ボックス

収納ボックスには、プラスチック製・布製・紙製(ダンボール素材)と、いろいろな種類がありますが、同じ素材や形、デザインで揃えて使うと、数が多くても整頓された印象になります。また、インテリアの色やテイストに合わせると、お部屋にも馴染んでよりスッキリまとまります。

《収納ボックスの選び方》
よく使うものや、重さのあるものを収納するなら頑丈なプラスチック製ですが、たまに使うものや、シーズンオフのものなら布製や紙製の収納アイテムがおすすめです!なぜなら、もし、収納していたものが不要となり収納するものがなくなった場合でも、布製ならコンパクトに畳んでしまうことが可能だからです。また、紙製のものなら処分もしやすく、100円ショップでも購入できる商品もあるので、気軽に取り入れやすいかと思います。
※購入する際はしっかりサイズを測ってくださいね。

○美収納のコツ:ハンガー類

クローゼットの中がキレイに整っていると出し入れしやすいだけではなく、洋服選びがしやすくなるので、お出かけの支度がもっと楽しくなります。クローゼットの場合は、ハンガーを同じ物で揃えることで肩の高さが揃うので、お店のようなキレイに整ったクローゼットができ上がります。また、ハンガーの数を決めることで洋服の適正量が決まるので、洋服が増えすぎるのを防止できます。洋服がいっぱいでお困りの方は、“洋服の適正量”を決めてみるとクローゼットの中がスッキリしますよ。

《ハンガーの選び方》

スーツ用には肩の厚みのあるハンガーやパンツ用のハンガー、シャツやブラウス用には薄型のハンガーなど、いろんな種類のハンガーがあります。洋服をたくさんお持ちの方なら薄型のハンガーを使えばたくさんの収納ができますが、ハンガーをたくさん購入しないといけなくなります。“ハンガーを購入してまで大切にしたい”と思えるお洋服だけがクローゼットに入っている状態が理想的だと思います。

2.パッケージや袋から出すことで、使いやすさもUP!

○美収納のコツ:コンタクトレンズ

意外とお困りの声が多いのが、コンタクトレンズの収納。かさばる箱から出すだけで、だいぶコンパクトになります。また、在庫の数もひと目で分かるので、管理もしやすくなりますよ。引き出しを開けてワンアクションで取り出せる状態にすれば、準備の際の時間節約にもなります。

《収納のポイント》
使う枚数や度数・人別に分けて、わかりやすく収納しましょう。

○美収納のコツ:調味料類

調味料類はサイズやパッケージなどがバラバラ。ゆえに、キッチンはなんとなくゴチャゴチャして見えやすいゾーンなのです。すべて棚にしまう事ができればスッキリしますが、収納スペースが少ないキッチンや、お料理のしやすさを重視する方には、コンロまわりに収納するのが一番便利。その場合は、調味料類を同じような容器に移し替えるだけで、ゴチャゴチャな調味料類もスッキリまとまります。

《容器の選び方》
よく使う塩や砂糖は大きめの容器を選ぶことで、こまめに補充をしないですみます。また、中が見える容器なら残りの量が把握できるので、買いそびれもなくなります。

3.細かいものは、透明のジップ付き袋で小分け収納

○美収納のコツ:コード類

デジカメやスマートフォン、タブレット端末などのデジタル製品を多く使うようになり、付属のコード類も増えましたよね。いざ使いたいコード同士が絡み合って取り出しにくかったり、なんのコードなのかわからなかったりしませんか?1つずつ袋に入れることで、取り出しやすく、ラベリングをつければなんのコードかすぐわかって探しやすくもなりますよ。

○美収納のコツ:アクセサリー類

ジュエリーボックスの中などに大切に入れていても、ゴチャゴチャになりやすいアクセサリー類。ブレスレットやネックネス、イヤリングなら両耳2つを1つの袋に入れておくことで、取り出しやすく、管理もしやすくなります。チェーンが絡みやすいネックレスは、アジャスター部分を外に出すことで絡みにくくなります。アクセサリーがちょうど収まるサイズだとキレイに収納できるので、2~3種類サイズを用意すると便利かと思います。

[すっきり「美収納」のまとめ]
使いやすさとキレイを兼ね備えた「美収納」のコツをご紹介しました。お家がキレイだと、お家で過ごす時間がもっと好きになったり、居心地がよければ精神的にも穏やかになれたりと、プラスの効果が生まれます。しかし、ただキレイに見せるだけが収納ではなく、本来の収納とは、使う時のことを考えてモノを収めることです。また、収納グッズを増やすことで使い勝手がよくなる半面、モノ(収納グッズもモノです)が増えてしまいますので、そのことを頭の片隅に置いておいていただければと思います。自分や家族にとって暮らしやすい収納スタイルを見つけて、より快適な毎日を過ごしていただけたら嬉しいです。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
趣味なび

●お話を聞いた人

米山真央
米山真央 先生
sweetstyles
15歳よりCMやカタログ等の広告を中心としたモデルの活動を始め、映画や舞台、ラジオのパーソナリティーの経験もある。昔から整理整頓する事が好きでお片づけ好きを極める為、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。2016年1月 sweetstyles 整理収納スタイリストとして、お片づけレッスンをスタートする。
15歳よりCMやカタログ等の広告を中心としたモデルの活動を始め、映画や舞台、ラジオのパーソナリティーの経験もある。昔から整理整頓する事が好きでお片づけ好きを極める為、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。2016年1月 sweetstyles 整理収納スタイリストとして、お片づけレッスンをスタートする。