より長もちさせたいなら「冷凍保存」
冷凍であれば1ヶ月程度日持ちさせることができるので、三つ葉を大量に手に入れた際などにおすすめの保存方法です。風味はやや落ちますが、加熱調理などに使えばそこまで気になりません。
三つ葉の冷凍方法は、「生のまま」と「茹でてから」の2パターンがあります。いずれも解凍は必要なく、そのまま加熱調理に使用してOKです。
生のまま保存する場合(保存期間:約1ヵ月)
三つ葉を生の状態で保存すると、調理で少量使いたい時に便利です。この後に紹介する茹でる場合と違い、水分を含んで柔らかくなっていないので、凍っていても軽く手で揉めばバラバラにしやすいですよ。その都度必要な量だけを取り出し、汁物や天ぷらなどの具材として活用ください。
手順
1. ざく切りにして使いやすい大きさにカットする
三つ葉をさっと洗って水気を拭き取り、包丁で根元を切り落としてから食べやすい大きさに切りましょう。3〜4cm程度にしておくとスープなどに入れる際も使いやすいですよ。
2. 保存袋に入れて、冷凍庫に入れる
カットしたものを全て保存袋に入れ、空気を抜けば準備完了です。このまま冷凍庫で保存します。
茹でてから保存する場合(保存期間:約1ヵ月)
先に茹でておくことで三つ葉の鮮やかな緑を保ったまま冷凍できるので、冷凍したものでも彩りよく料理に使えます。
手順
1. 鍋にお湯を沸かしてさっと茹でる
三つ葉はさっと洗って根元を切り落とした後、湯を沸かした鍋で軽く茹でます。すぐに火が通るので、目安は5秒程度にしてください。
2. 氷水にとる
茹でた後はすぐに氷水に入れます、色止めのために氷水を使うので、湯を沸かしている間に用意しておきましょう。
3. 手でギュッと握り、水分を絞る
4. 食べやすい大きさにカットする
生のまま冷凍する時と同様に3〜4cm程度を目安にすると調理でも使いやすいですよ。
5. ラッブをして保存袋に入れ、冷凍庫で保存する
カットした三つ葉をラップに包み、保存袋に入れてから冷凍庫で保存しましょう。束ごとにラップをしておくと、量の目安がつきやすいので使う際に便利です。
三つ葉を使ったおすすめ料理
保存した三つ葉はしっかり使い切りたいですよね。ここでは三つ葉をおいしく食べられる料理を紹介します。
大量消費するならサラダやナムルがおすすめ
冷蔵保存した三つ葉を一気に使うなら、サラダやナムルにするのがおすすめです。ナムルはさっと茹でて水気を絞り、中華だしやごま油と和えるだけで簡単に作れます。茹でることで三つ葉の色も鮮やかになるので、食卓に色を添えてくれる副菜になりますよ。
冷凍三つ葉は雑炊やスープにぴったり
冷凍した三つ葉は生と比べて風味や食感がよくないので、加熱調理して食べる料理に使いましょう。おすすめは雑炊やスープなどの汁物です。ほどよく三つ葉の食感を感じつつ、出汁や味噌の味付けの中にほんのりと三つ葉の風味を感じることができます。
冷凍した三つ葉でも風味が完全になくなるわけではないので、食材の一つとして使うことで料理の味を引き立たせてくれますよ。
配信: トクバイニュース