【薬剤師監修】ワセリンにはどんな効果があるの?おすすめ&NGな使い方とは

【薬剤師監修】ワセリンにはどんな効果があるの?おすすめ&NGな使い方とは

安全だから用途も多彩!ワセリンのおすすめの使い方

ワセリンが持つ保湿効果から、さまざまな使い方が可能です。ここでは、ワセリンがどんな使い方をできるか解説します。

肌の保湿

刺激が少ないので、体から顔まで全身を保湿できます。入浴後や洗顔後に化粧水や乳液で保湿した後、最後にワセリンを塗りましょう。また、かかとのひび割れなど、乾燥が気になる箇所にも念入りにワセリンを塗り込むと効果的です。

練り香水

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ワセリンを保存容器に入れ、お気に入りのエッセンシャルオイルや香水を数滴加えて混ぜれば、オリジナルの練り香水を作ることができます。ハンドクリームとして手の保湿に使うのもおすすめです。アロマの香りに癒されながら保湿することができますよ。

花粉対策

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辛い花粉症の季節にも、ワセリンは大活躍。鼻の入り口や鼻の中に薄く塗ると、マスクだけでは防げなかった花粉が鼻の奥に侵入するのを食い止める効果や、肌や粘膜を保護する効果が期待できます。

ただし、必ずマスクと併用し、こまめにティッシュでふき取り、塗り直すようにしましょう。

靴ずれ防止

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靴を履くときに、かかとなど靴と皮膚が当たって痛くなりそうな所にあらかじめワセリンを塗っておきましょう。ワセリンの滑りの良い油分が摩擦から肌を守り、靴擦れを防ぐ効果があります。

ヘアケア、スタイリング

ワセリンは、髪の保湿やスタイリング剤としても使えます。シャンプー後、タオルドライした髪にワセリンをなじませ、ドライヤーで乾かしましょう。ワセリンがドライヤーの熱や摩擦から髪を保護してくれます。

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ただし、多く塗りすぎると髪がべたつくので、乾燥しやすい毛先を中心に薄くつけるのがポイントです。スタイリングの際のワックスの代わりとしても使えます。

カラーリング剤の肌への着色防止

自宅でセルフカラーリングをする際に、髪の生え際にワセリンを塗っておけば、カラーリング剤による肌への着色を防いでくれます。
もしもカラーリング剤が顔に付いてしまっても、ワセリンの上に付いたものなら、ティッシュで簡単に拭き取ることができます。

赤ちゃんや敏感肌にも使える?

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赤ちゃんの肌は大人よりも薄く乾燥しやすい上に、外部からの刺激にも反応しやすいのが特徴です。
入浴後にワセリンを塗れば、水分の蒸発を防ぎ、衣服との摩擦による刺激も抑えることができるので、日々のスキンケアに取り入れるのがおすすめ。

また、赤ちゃんの肌トラブルで多いのが、おむつかぶれやよだれかぶれです。汚れを優しくきれいに拭き取った後、ワセリンを塗って肌を保護してあげましょう。

赤ちゃんには白色ワセリン以上の純度を

赤ちゃんには、黄色ワセリンではなく、白色ワセリン以上の純度の商品を使ってください。市販されている「ベビーワセリン」は、通常の白色ワセリンと中身は同じです。
赤ちゃんのスキンケアに手軽に使いやすいように、大容量のチューブタイプになっている商品を選ぶと良いでしょう。

ワセリンは、敏感肌の方のスキンケアにも最適です。アレルギーの原因となる成分の含有率が非常に低いので、化粧かぶれや肌荒れで一般のスキンケアが使用できない場合にも使える可能性が高いです。肌の水分を守りながら外部の刺激を防いでくれるので、敏感になった肌の回復を早めてくれます。

敏感肌の方も、黄色ワセリンではなく、白色ワセリン以上の純度の商品を使ってくださいね。

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