【管理栄養士が解説】目玉焼きのカロリー・糖質の量は?ほかの卵料理との比較も紹介!

【管理栄養士が解説】目玉焼きのカロリー・糖質の量は?ほかの卵料理との比較も紹介!

目玉焼きをカロリーオフするコツ

0ee29f3b6cf88c9f

目玉焼きのカロリーをカットしたい場合、以下のような方法があります。

  • 油を使わずに焼く
  • 焼くときに使う油の量を少なくする
  • マヨネーズなどの調味料は使わない

もっともカロリーカットできるのは、油なしで焼く方法です。テフロン加工されたフライパンを使うか、クッキングシートをフライパンにしいて焼くと、くっつかずにきれいに焼けます。

油を使いたい場合は、油をしいたあとにキッチンペーパーなどでふき取りましょう。油は小さじ1(4g)で35kcalなので、なるべく使う量を少なくする方がカロリーを抑えられます。

反対に、油をたっぷり使ってカリっと焼き上げた場合や、ベーコンと一緒に焼いた場合は脂質の量が増えてカロリーが高くなるので注意してくださいね。

また、調味料はしょうゆ、ソース、ケチャップはかけても10kcal未満なのでさほど気にしなくてもよいですが、脂質の多いマヨネーズは避けておきましょう。

目玉焼きは1日何個までOK?

B47cb0310a457d90

卵を食べる量の目安は、1日1個、多くても2個程度にしておくといいでしょう。

健康な方であれば1日何個までといった具体的な制限はありませんが、卵をたくさん食べればカロリーオーバーの原因になるだけでなく、摂取する栄養素に偏りが出てしまう可能性があります。大豆製品や肉類、魚類など、さまざまなたんぱく源をバランスよくいただきましょう。

一方、血中コレステロール値が気になる方の場合、卵は1日1/2個程度にしておくのが望ましいです。脂質異常症(高コレステロール血症)の方のコレステロール摂取量は1日200mg未満がのぞましいとされていますが(※)、卵は1個60gあたりで222mgほど含まれています。

コレステロールは卵以外にも、魚介類や肉類、乳製品などさまざまな食品に含まれるため、卵をたくさん食べると容易に摂取量の目安をオーバーしてしまいます。コレステロールが気になる方は、1日1/2個、または2日に1個にするなどして対策しましょう。

※参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」

関連記事: