●暖房器具のタイマーを活用
室温が低いと、寒さを感じて布団から出るのがイヤになってしまいます。そんなときは、あらかじめエアコンなどの暖房器具のタイマーを起床時間の30分ほど前にセット。そうすることで、目覚めたときに部屋が暖かく、布団から出やすい環境が整っています。
●布団のなかで体を動かす
寝起きで頭がボーッとしていると、起きるのが面倒に感じてしまうことも…。そういった場合は、頭をスッキリさせることが大切。目が覚めたら布団のなかで、腕や足をバタバタと動かします。また、両腕を突っ張るように伸ばして、手を力強くグーにして5秒間握り、あとは手を開いて5秒間リラックス。これを繰り返すことで、頭をスッキリさせて起きることができます。他にも、声を出すのも効果的。「おはよう!」や「今日もいい天気!」など、なんでもいいので発声することが頭スッキリにつながるそう。
●カーテンを開けて太陽光を浴びる
目が覚めたら朝日を浴びるようにしましょう。そうすると、セロトニンと呼ばれるホルモンが分泌されて、体内リズムを整えたり、脳や体を目覚めさせたりすることができるといわれています。とはいえ、布団からカーテンまで遠ければ開けられない…。もし、外の視線が気にならない環境であれば、就寝時にカーテンを開けておくという方法もあるので、試してみるといいかもしれません。
●おいしい朝食を準備しておく
人は何か楽しみがあると、行動的になれることがあります。そこで、翌朝の朝食に自分の好きなメニューを用意しておくと、それが楽しみになって起きやすくなる可能性があります。パンケーキとフルーツとヨーグルトや、焼き魚に味噌汁、納豆など、おいしい朝食を用意しましょう。
今回紹介した方法は、朝起きるのが苦手な子どもにも効果的。いつも寝坊しがちな子どもには、「明日の朝食は何が食べたい?」と聞いてあげるといいかもしれませんね。
(文・奈古善晴/考務店)
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