今週末を活用!冷蔵庫のお掃除テクニック

第189回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
家のなかで、意外と汚れていることに気付かないのが冷蔵庫。食べかすや汁などがこぼれていても、庫内の温度が低いため、なかなか気になるほどのニオイにならないのも、掃除をしようと思わない原因かもしれません。しかし、放っておくと、突然気になる悪臭を放ち出すこともあります。今週末は年内最後の3連休なので、年末にバタバタする前に、ちょっと余裕を持って冷蔵庫を大掃除してみませんか?

今週末を活用!冷蔵庫のお掃除テクニック

●まずは不要な食材の整理から

冷凍庫内にいっぱい中身が詰まっている方が保冷効果が高いですが、冷蔵庫の詰め込みすぎは冷気が庫内に行き渡りにくくなるため、冷却効率がダウン! 掃除の前にまずは不要な食材が無いかチェックをし、賞味期限が切れているものなどは処分してしまいましょう。

●重曹とアルコールで徹底的に!

冷蔵庫の中身は一旦すべて出してしまうのが効率よく掃除をするためにオススメです。庫内が冷えたままだと、汚れ落ちも悪くなるので、思い切ってコンセントを抜いてしまいましょう。捨てられなかった食材などはクーラーボックスに待避させておき、庫内が空になったら掃除開始! まずは重曹小さじ1〜2杯を水200mlに溶かして、100円均一ショップなどで売られているスプレーボトルに入れましょう。重曹水を庫内全体に振りまいて、しばらく待つと、しつこい油汚れも浮き出してくるので布巾で拭き取ります。重曹水はきれいにすると同時に、庫内の染みついた食品のニオイやカビ臭さの消臭効果も◎。仕上げにアルコールスプレーを吹きかけ、乾いた布巾で拭き取れば除菌も可能。庫内を除菌しておくと食材にカビが生えにくくなるそうです。

●クーラーボックスが無い場合は手作り保冷箱!

冷蔵庫の中身がすべて入るほどの大きなクーラーボックスを持っている人はなかなかいないと思いますが、だからといって掃除を諦める必要はありません。大きめの段ボール箱があれば、その内側にテープでアルミホイルを全体を覆うように貼り付け、なかにゴミ袋など、大きめの袋を入れておきます。後は氷や保冷剤と一緒に冷蔵庫の中身を入れれば、簡易クーラーボックスの完成です。ただし、保冷効果はあまり強くないので、掃除は手早く済ませましょう。

ついつい忘れがちな冷蔵庫の掃除ですが、きれいにすることでニオイ移りや食材にカビが生えることを防げるといったメリットもあるので、ぜひ一度トライしてみてはいかが?
(文・姉崎マリオ/考務店)

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