「身体によい」「健康によい」といわれる納豆ですが、カロリーはどのくらいなのでしょうか?カロリーが高いならダイエット中は避けた方がいいのか、気になりますよね。この記事では、納豆のカロリー・糖質の量と、納豆を食べることで得られる効能について管理栄養士が解説します。
納豆のカロリー(エネルギー)・糖質の量は?
納豆のカロリー(エネルギー)と糖質の量は以下の通りです(※)。
納豆100gあたりのカロリーは190kcal、糖質は5.4gです。
納豆1パック(45g)あたりのカロリーは86kcal、糖質は2.4gで、これはタレがない場合の数値です。タレの平均的なカロリーは6~8kcal、糖質は1~2gほどなので、タレを混ぜた場合のカロリーは92~94kcal、糖質は3.4~4.4gほどになります。
1パックに入っている納豆の量や、タレの種類によりカロリーは変わるため、普段食べている納豆の詳しいカロリーが知りたい場合は、パッケージに書かれた栄養成分表示を確認しましょう。
※参照:文部科学省ホームページ「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
納豆はカロリーが高い?
納豆や卵、豆腐などは健康な身体作りに欠かせないたんぱく源ですが、それぞれを1食あたりで比べても、カロリーは大きく変わりません。
3つの中で比べるとカロリーは一番高いのですが、健康な身体作りに欠かせないたんぱく質の補給ができ、大豆の栄養素が摂れることを考えると、ダイエット中だからといって避ける理由はありません。
また脂身の多い肉類と比べると、脂質が少ない分カロリーが低い傾向にあります。たとえば1食50gあたり、牛バラ肉は236kcal、豚バラ肉は183kcalです。
ただし、納豆のカロリーが低めとはいっても、1日にたくさん食べればカロリーオーバーしてしまいます。1日1パックを目安に、ほかのさまざまな食材と組み合わせていただきましょう。
配信: トクバイニュース