バルサミコ酢のおいしい活用レシピ
いちごとトマト、モッツァレラのバルサミコサラダ
カットしたいちごとトマト、モッツァレラチーズに、イタリア・モデナ産の6年熟成バルサミコ酢をあわせて。
「バルサミコ酢とオリーブオイルと塩胡椒と和えるだけなのでコツも何もなく、簡単ににテーブルに花を添えてくれるお料理と言うのがポイントです」と@emiyu168さん。
シンプルながらも素材のおいしさ際立つ一皿、ワインとの相性も抜群です。
バルサミコれんこん
芳醇な香りとパリパリ食感がくせになる、バルサミコれんこん。
管理栄養士でもある料理家の成澤文子さん(@ayako_narisawa)さんによると、「れんこんはビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富で、下処理としてよく行われる水にさらす工程は、水溶性ビタミンが溶出するので不要です」とのこと。
れんこん好きにはたまらない一品。お好みのワインやパンとともに召し上がれ。
材料(2~3人分)
・れんこん……1節(250g)
・にんにく……1/2片
・オリーブ油……大さじ1/2
【A】
・バルサミコ酢……大さじ1
・はちみつ……小さじ1
・塩……小さじ1/3
作り方
1. れんこんは皮をむいて1cm厚さの半月切りにする。にんにくは潰す。
2. フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて火にかけ、香りが立ったら1を入れて炒める。
3. 全体に油が回ったら、水1/2カップ(分量外)を加えて蓋をし、弱めの中火で7~8分加熱する。
4. 水気が残っていたら軽く飛ばし、Aを加えて汁気が飛ぶまで炒める。
レシピ出典:Instagram(@ayako_narisawa)
まるごと新玉のオーブン焼き、みりんバルサミコソース
@_miyukitchen_さんは、旬の新玉ねぎを皮付きのままアルミホイルで包んでオーブン焼きに。
「じっくり時間をかけて火を通すことで甘みが増して、トロトロの玉ねぎになります。玉ねぎの大きさやオーブンの加減によって、玉ねぎがトロトロになり過ぎることがあるので(逆に大きいと火が通りきっていなかったり)、最小時間から様子を見つつ焼いた方がいいかと思います」
仕上げににんにくパン粉とみりんバルサミコソースをかけて。新玉ねぎならではの味わいが堪能できます。
山椒の新芽 帆立のバルサミコソース
北海道・猿払産の殻付き帆立を、バターとエシャロットでこんがりと。出汁とバルサミコ酢で味を調え、山椒の新芽をたっぷり添えて。
「バルサミコ酢を加えることで、ただのバター焼きに香りと味の広がりが出ます。香りが豊かで酸味がまろやかなイタリア・モデナ産のGIUSEPPE GIUSTI(ジュゼッペジェスティ)というバルサミコ酢を使うことで、深くやわらかい味に仕上がります」と@calasumiさん。
山椒の新芽が持つナッツのような甘味と帆立の旨味、バルサミコのまろやかな甘味がおいしいハーモニーを奏でます。
意外と簡単、タリアータ
おうちでイタリア旅行気分ということで、@shizu.kitchenさんは牛ステーキ肉を使ってイタリア料理のタリアータ作り。
「見た目よし、味よし! お肉をルッコラでさっぱりたべれて満足感もあり、とっても簡単にできるので、ごはんを作るのが面倒になってきた頃にぴったりです」
仕上げにバルサミコ酢と蜂蜜を煮詰めたソースをかけて、お好みでパルミジャーノを。
詳しいレシピは@shizu.kitchenさんの投稿で紹介されていますので、画像をスワイプしてご覧ください。
バルサミコ風味の酢豚
素揚げしたパプリカともやし、パクチーが添えられたバルサミコ風味の酢豚は、フード&ワインスペシャリストの小枝絵麻さん(@ema_koeda)によるもの。
「おいしさのポイントは、ワインにあるアロマを下味に加えて、酢はバルサミコなどワイン由来のものを使うこと」
中華料理の定番である酢豚を、さらにワインと相性をよくするペアリングレシピ。豚薄切り肉で手軽に作れるのもいいですね。
材料(4人分)
・豚薄切り肉……150g
・片栗粉……適量
【A】
・塩麹……大さじ1
・五香粉パウダー……小さじ1/2
・赤ワイン……5ml
・溶き卵……1個
・小麦粉……10g
【B】
・バルサミコ酢……55ml
・三温糖……30g
・醬油……10ml
・赤ワイン……10ml
・パプリカ(千切り)……1個
・もやし……50g
・水溶き片栗粉……適宜
・ごま油……5ml
・白ごま……適量
・パクチー……適量
作り方
1. 豚肉にAの材料をよく揉みこみ、冷蔵庫で30分ほど味を馴染ませる。
2. Bの材料を全て合わせて、フライパンで煮詰める。
3. パプリカともやしをさっと油に通す。豚肉は2~3枚重ねて棒状に成型して片栗粉を薄くまぶし、油でカラッと揚げる、
4. フライパンに2を入れて沸騰させ、とろみが付いたら3を加えてからめていく。とろみが足りないようなら水溶き片栗粉で調整して、最後に素揚げしたパプリカともやし、香り付けにごま油を入れて和える。 白ごまとパクチーを散らす。
レシピ出典:Instagram(@napavintnersjapan)
鶏むね肉と季節野菜のバルサミコ酢炒め
@__mamigram___さんは、ヘルシーな鶏むね肉をさつまいも、れんこんとともに揚げ焼きして、バルサミコ酢炒めに。
「いしる×バルサミコ酢で旨味たっぷり。最後に入れたはちみつもポイント。他にはない、奥深さがある味わいです」
ボリューム満点で子どもにも大人にも喜ばれる一皿。バルサミコ酢といしるの組み合わせ、気になります。
材料(たっぷり4人分)
・鶏むね肉……300g
・塩……ひとつまみ
・さつまいも……300g
・れんこん……200g
・片栗粉……大さじ4
【A】
・料理酒……大さじ4
・いしる(魚醤)……小さじ2(いしるがなければ、醤油小さじ3)
・バルサミコ酢……小さじ2
・みりん……大さじ1
・はちみつ……小さじ1
・黒ごま、薬味ねぎ……適量
作り方
1. 鶏むね肉はそぎ切りにし、塩をひとつまみ振ってから片栗粉の半量をまぶしておく。
2. れんこんは皮を剥いて5mm幅の半月切り、さつまいもは皮つきのまま5mm幅の半月切りにし、どちらも水に5分ほどさらしてから水気を吹き取り、残りの片栗粉をまぶしておく。
※鶏むね肉も野菜もポリ袋の中で片栗粉をまぶすとやりやすいです。
3. 大きめのフライパンに油を1cmほど入れ、野菜と肉を揚げ焼きにする。
※私はジオプロダクトの25cmソテーパンで2回に分けて焼きました。
4. 具材をバットに取り出し、フライパンの油を捨ててキッチンペーパーなどで拭ってから、Aの調味料を入れて沸騰させる。
5. 沸いたらはちみつを入れて軽く混ぜ、そこに具材を戻し入れて弱火にしてゆっくりと絡める。皿に盛り、仕上げに黒ごまと薬味ねぎを散らして完成。
レシピ出典:Instagram(@__mamigram___)
5分でできるいちごのオーブンサンド
バタートーストに、バルサミコ酢と黒みつで和えたいちごとマスカルポーネをのせて。
「トーストをフレンチトーストしてもおいしいと思います。と@feuille_spiceteaさん。
5分でできるとっておきのオーブンサンドで、朝から幸せな気分に。
材料
・いちご……5個
・バルサミコ酢……大さじ5
・黒みつ(なければはちみつ)……大さじ1
・マスカルポーネチーズ……大さじ1.5
・食パン(5枚切り)……1枚
・バター……適量
・ブラックぺッパー……少々
作り方
1. 食パンにバターを塗って、トースターでこんがり焼く。
2. バルサミコ酢と黒みつを混ぜ合わせ、縦半分にカットしたいちごと和える。
3. 焼き上がったトーストに、マスカルポーネと2のいちごをトッピングして、仕上げにブラックペッパーをふる。
レシピ出典:Instagram(@feuille_spicetea)
焼きりんごにハニーバルサミコソースを添えて
オリーブオイルをまぶして両面をこんがり焼いたりんごに、アイスをのせて少し煮詰めたバルサミコ酢をたら~りと。
@tama_te_baco_happyさんによると、「バルサミコ酢を鍋で煮詰めるのが面倒な時は、バルサミコ酢50ml程にはちみつを少し入れて、600wのレンジで3分くらい加熱してトロミがつけばOKです」とのこと。
バターでななくオリーブオイルを使うことで、ヘルシーで軽やかな味わいに。今日のおやつにいかがでしょうか。
日々の食卓に彩りを
料理はもちろんのことデザートにも活用できるバルサミコ酢は、芳醇な香りと味わいでいつもの食卓に彩りを添えてくれる万能調味料。
今回ご紹介したアイデアを参考に、みなさんもいろいろなアレンジが楽しんでみてください。
配信: おうちごはん