すくって食べるのも楽しいコーンクリームスコップコロッケ
本来クリームコロッケは、ベシャメルソースを作り→冷却→成形→衣付け→揚げる工程でかなり手間のかかるメニューです。しかも、やわらかいクリームを成形するのはむずかしく、揚げている時に破裂してしまうなど、失敗も多いメニュー。それなのに、唐揚げと1位2位を争う子どもに人気の揚げ物メニューですよね。
ご紹介レシピでは、豆腐とパスタソースを混ぜるだけの簡単ベシャメル風ソースを作り、成形しないスコップコロッケに仕上げます。成形も揚げる工程もないので、破裂などの失敗もなく、子どものお手伝いにもぴったりのレシピです。包丁も火も使わずにできるので、まさにこれから暑くなる時期には大助かり!
すくって食べるのも楽しいスコップタイプのコロッケです。
【材料】(2~3人分)
絹ごし豆腐 2丁(150g×2)
カルボナーラソース 1袋(70g)
小麦粉 大さじ2
コーン 50g
パン粉 大さじ8
オリーブオイル 大さじ1
パセリ 少量
【作り方】
1. 豆腐を手で4つ割りくらいにして耐熱容器に入れ、ラップなしでレンジで600W×3分加熱して、粗熱が取れたら水気をきる。
しっかり水を切るのがポイント
2. アルミホイルを敷いたバットにパン粉を広げ、オリーブオイルを絡ませて、トースターで2~3分きつね色になるまで焼く。
なるべく薄く広げると焼きムラなくきれいにできます
3. (1)の豆腐をなめらかになるまでしっかり撹拌する。
ブレンダーやミキサーを使ってもOK
4. カルボナーラソース・小麦粉・コーンを加えて、もう一度レンジで600W×2分加熱して、取り出したら全体を混ぜ合わせる。
5. 器に(4)のソースを流し入れ、焼いたパン粉を上からのせて、刻んだパセリを散らしたら出来上がり。
木綿豆腐でも作れますが、なめらかな食感にするには絹ごし豆腐がおすすめ。パン粉に絡めるオリーブオイルは省いたり、サラダ油に置き換えたりしてもOKです。
「豆腐+パスタソース」のバリエーションでアレンジ自在
このレシピの時短ポイントでもある「豆腐+カルボナーラソース」で作るベシャメル風ソース。“和”の豆腐に、“洋”のカルボナーラソースの組み合わせに驚かれたかもしれません。
豆腐はペーストにすると、意外にもソースとしての活用ができる優れもの。味もたんぱくなので、合わせるソースの風味も損ないません。豆腐がソースのボトムとなり、チーズや卵を原料とするカルボナーラソースを組み合わせると、お手軽ベシャメル風ソースができてしまうのです。カルボナーラソースには、ベーコンやブラックペッパーも入っているので他の調味料を加える必要もありません。
キユーピー あえるパスタソース カルボナーラソース濃厚チーズ仕立て 235円(税込)
パスタソースの組み合わせを変えると、いろいろなバリエーションでアレンジができるのも、このソースのおもしろいところ。今回は、旬のコーンを楽しむコーンクリームコロッケにしましたが、「豆腐+オマールソース+カニカマ」でカニクリームコロッケにしたり、「豆腐+トマトクリーム+鮭フレーク」で鮭クリームコロッケにしたりもおすすめです。
1食分だけ余ってしまったパスタソースも活用できますよ。
配信: たべぷろ