●もやしはさまざまな栄養素を含んでいる
もやしは水分が多く、あまり栄養はなさそうに見えるが、ビタミンCやビタミンB、食物繊維、アスパラギン酸、カルシウム、カリウムなど、数多くの栄養素を摂取できる食材。ビタミンCとビタミンBは、皮膚や粘膜を健康な状態にするために必要で、美肌になるためには欠かすことのできない栄養素だ。ちなみにビタミンBには、糖質や脂質の分解・代謝を促す効果がある。さらに、もやしのカロリーは100gで12kcal程度なので、低カロリーを維持しつつダイエットに効く栄養素を摂ることができるだろう。
●もやしは冷蔵でも冷凍でも保存可能
さて、もやしのメリットはわかったのだが、日持ちしないことが難点…。どうすれば、もやしを保存できるか調べてみた。まず冷蔵保存の場合は、タッパーなどに多めの水と一緒にもやしを入れて冷蔵庫に入れるだけ。ただし、2~3日に1度は水をとりかえる必要がある。この方法なら1週間以上は保存することができるといわれている。冷凍保存の場合は、下茹でをしたあとに水気を切って冷凍する方法と、買ってきたままの生の状態で保存する方法があるので、好みに応じて使い分けるとよさそう。冷凍の場合は、2~3週間は保存できるのだとか。
ちなみに、冷蔵保存の場合は、シャキシャキ食感を残すことができる半面、水につけることで栄養素が少なくなってしまう。また、冷凍保存の場合は、食感が悪くなってしまうが栄養素が少なくなることは防げるそう。
炒め物やスープなど、いろんな料理に使うことができるもやし。積極的に食べてもやし美人になってみてはいかが?
(文・奈古善晴/考務店)
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