【管理栄養士監修】3歳からの手作りおやつ5選

【管理栄養士監修】3歳からの手作りおやつ5選

子どもはみんなおやつが大好き! おやつには、栄養を補って食の楽しみが味わえる大切な役割があり、おやつ作りを通した親子のコミュニケーションは、子どもの健やかな発育を助けてくれます。この記事では、幼児食期(3歳頃~)におすすめの5種類のおやつをご紹介します。

素材の味を活かしたおやつに挑戦しよう!

おやつは1日3回の食事を補うもの

おやつの目的は、1日3回の食事では摂り切れない栄養を補うことです。おやつのことをただ「甘い食べ物」ではなく軽い「食事の一環」として、量などを調整するとよいでしょう。

素材の味を活かしたおやつにも挑戦してみては?

3歳の子どもの消化機能や噛む力、味覚などは未熟で、大人と同じ食事はまだ食べられません。

味付けに関しても、大人と同じでは子どもの体に負担がかかることにつながります。3歳のおやつでは「薄い味付け」にして「素材の味を活かす」ことを心かけてくださいね。

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和風おやつ

子どもに大人気! チーズがとろーりいももち(3歳頃から)

© 2015 every, Inc.

材料

・じゃがいも 2個

・片栗粉 大さじ2

・牛乳 大さじ2

・スライスチーズ 2枚

・サラダ油 大さじ2

タレ

・みりん 大さじ2

・醤油 大さじ2

・砂糖 大さじ1/2

作り方

・じゃがいもは皮をむいて芽を取り、ひと口大に切る。水に約5分さらしてアクを抜く。

・水気を切って耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけて600wのレンジで約4分加熱する。

・熱いうちにフォークでつぶし、片栗粉と牛乳を加えて混ぜる。

・スライスチーズは2枚重ねて6等分に切る。

・生地を6等分にしてチーズを中に入れて平たい円形に成形する。

・フライパンにサラダ油をひいて弱めの中火で熱し、生地を入れてこんがりするまで焼く。

・余分な油をキッチンペーパーで拭き取り、タレの調味料を加えて煮絡める。

ポイント

じゃがいもをつぶしたり、じゃがいもにチーズを入れて丸めたり、子どもがお手伝いできる工程もあるので、食材でやけどしないようよく冷ました状態でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

子どもに大人気! チーズがとろーりいももち(3歳頃から)

親子で作りたい さつまいも入りお月見団子(3歳頃から/おとな)

© 2015 every, Inc.

材料

・さつまいも 約150g

・白玉粉 50g

・無調整豆乳 50cc

・砂糖 大さじ1

・きな粉 適量

みたらし

・醤油 大さじ2

・砂糖 大さじ3

・片栗粉 大さじ1

・水 100cc

作り方

・さつまいもは皮をむいて適当な大きさに切り、水に約5分浸してアクを抜く。

・水気を切って鍋に入れ、水をかぶるくらい入れて火にかける。沸騰したら弱火にして、やわらかくなるまで約10分ゆでる。ザルにあげて裏ごしする。

・大きい粒を砕いておいた白玉粉に無調整豆乳・砂糖を加えて混ぜる。2を加えて手でこねる。直径2cmくらいの大きさに丸めて真ん中をつぶして平たくする(人差し指と親指をつけたOKマークの大きさが喉に詰まりやすいと言われているのでそれよりも小さい大きさが目安。また平たくすると火が通りやすくなり、子どもでも食べやすくなる)

・沸騰した湯に入れ、浮かんできてから約1〜2分ゆでて、冷水に取る。

・みたらしは材料を鍋に入れてよくかき混ぜてから弱火にかけ、とろみがついてきたらできあがり。

・お皿に盛り付けてきな粉をかけて完成。お好みでみたらしをかけてお召し上がりください。

ポイント

最後にふりかけるきな粉は、誤って吸い込むと咳き込んでしまうこともあるので、かけすぎに注意しましょう。ツルッとした口当たりなので、誤嚥が起こらぬよう、よく噛んで食べるように見守るようにしましょう。

親子で作りたい さつまいも入りお月見団子(3歳頃から/おとな)

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