「野菜が嫌い」「使いきれない」「料理が苦手」…そんな悩みを一気に解決してくれるのがＹｕｕさんのレシピ。家にある食材で簡単に作れるのものばかりなので、お料理初心者さんはもちろん、子育て中の方やご家族の介護で忙しい方にもぴったりです。野菜の選び方や長持ちする保存方法まで網羅されているので、コロナ禍で買い物になかなか行けないという方も必見ですよ。今回は新刊の中から余すことなく野菜を大量消費する4つのコツとレシピ3品をご紹介します。

大量消費する4つのコツ

1）葉物野菜は加熱する

キャベツやレタス、白菜といった葉物野菜は、熱を通すとグンとカサが減ります。煮る、炒めるといった加熱調理を行うことで、生では食べきれない量を一気に摂取！

2）切り方や味つけに変化をつける

同じ野菜のおかずが続くと飽きてしまうもの。きゅうりなら今日は生で、明日は加熱して、というふうに、同じ食材でも調理法や味つけで変化をつけると、食べ飽きません。

3）塩揉みしてカサを減らす

葉物野菜は加熱調理はもちろん、塩揉みすることでカサが減らせます。冷蔵庫で4～5日間保存できるので、まとめて塩揉みしてしまうのも◎。

4）メイン食材として豪快に使う

野菜というと彩り程度に考えがちですが、肉や魚と同様にメインの食材と捉えて、鍋いっぱいに敷き詰めたり、ドーンと使ってしまうのも手！

 

 

「シャキシャキきゅうりの鶏南蛮がけ」レシピ

香ばしく焼いた鶏肉の南蛮だれにくぐらせ、シャキシャキきゅうりにのせて。鶏肉は片栗粉をまぶすとたれがよくからみ、ご飯もきゅうりも無限に食べられます。

調理時間：10分　冷蔵保存：2～3日

材料（2人分）

きゅうり…2本（200g）

鶏もも肉…1枚（300g）

塩、こしょう…各少し

片栗粉…大さじ2

ごま油…大さじ1

A めんつゆ（3倍濃縮）、酢…各大さじ2

A しょうゆ…小さじ2

A 輪切り唐辛子、砂糖…各小さじ1

作り方

1.  きゅうりはせん切りにする。鶏肉はひと口大に切ってポリ袋に入れ、塩、こしょうを揉みこむ。片栗粉を加えて上下にふり、まんべんなく粉をまぶす。

2. フライパンにごま油をひいて中火で熱し、袋から出した鶏肉を並べる。ときどき上下を返しながら全体に火が通るまで5分ほど焼く。

3. ボウルにAを入れて混ぜ合わせ、2を加えてからめる。

4. 器にきゅうりを敷き、3をたれごとのせる。

配信： フーディストノート