余った香水のルームフレグランスで生活臭除去

第256回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
年末年始は友人や親戚などを家に招く機会が増えそうな季節。いわゆる『おばあちゃんの家のニオイ』として例えられるように、意外に家というのはその家独特の生活臭が漂っているものです。そこで余ってしまいがちな香水でルームフレグランスを作る方法を紹介します。

余った香水のルームフレグランスで生活臭除去

●リードディフューザー

香水の瓶のふた、あるいはポンプ部分と金具を取り外し、竹串を数本入れるだけでリードディフューザーになります。香りが強い香水では強く香るので、玄関やトイレに置くのがおすすめ。香りが弱いタイプの香水での場合は綿棒を数本入れると香りが広がりやすいです。見ためも本格的なリードディフューザーにしたい人は、大きめの瓶に香水を入れて市販のリードディフューザー交換用のラタンスティックをさせば、香水の使い回しにはまったく見えなくなります。

●消臭ビーズ

薬局などで売られている無香料の消臭ビーズを空き瓶やガラス容器に移し、香水をたらせばオシャレな消臭ビーズに変身です。ドライフラワーやビー玉などを入れるとカラフルになり、見た目も可愛らしいインテリアとしても使えるルームフレグランスになります。

●ソラフラワー

市販で売られている花の形をしたディフューザーの『ソラフラワー』。染みこませるタイプのソラフラワーに香水を数滴たらして、置き型のルームフレグランスとして使うのも見ためがオシャレでインテリアとしてもアリ。ソラフラワーはリフィルのみを購入するようにしましょう。

●サシェ

コットンやガーゼに香水をしみこませ、それをガーゼや薄めのハンカチで包めばサシェタイプのルームフレグランスになります。クローゼットのなかに入れたり、麻糸で縛ってハンガーと一緒に吊るすと、ほのかな香水の香りが衣類について着るたびにいい気分になりそう。

いろいろ使える余った香水のフレグランス作成方法ですが、香水に含まれる天然香料が衣服やカーテン、ソファーなどにつくとシミになってしまう場合があるので、作る際や設置する際には気をつけてください。また、香水の香りが強すぎるからと水で薄めると、雑菌が繁殖して嫌なニオイになってしまうことがあります。香りの強さがどうしても気になる人は、無水エタノールで薄めるようにしましょう。
(文・姉崎マリオ/考務店)

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