朝、体がだるい!疲れが取れない原因と解消方法

第3800回 はじめてライフ
「しっかり寝たのに疲れが取れない...」「日中の眠気が止まらない...」とお悩みの方へ。 朝起きたときに感じる「だるい」「重い」などの症状には、睡眠だけでない原因が隠れている可能性があります。寝起きの疲労感や倦怠感に悩まされている方は、これを読んで原因と対処法を身につけましょう。

朝に体がだるい、重い原因は?

寝起きの疲労感や倦怠感には、以下の4つの原因があると言われています。

1. 肉体的な疲労

慢性的な睡眠不足や重度の疲労が溜まると、翌日の寝起きが悪くなる場合があります。肉体的な疲労には精神的な疲労が重なるケースも多いですが、このような場合にはより十分睡眠と休息をとることで自然と症状が回復します。「何日かしたらスッキリ起きられるようになっていた」という場合には、一時的な疲労が溜まっていたと考えられるでしょう。

2. 精神的な疲労

仕事や育児、交友関係など、日々の生活は精神的なストレスがかかりやすいタイミングで溢れています。精神的なストレスは本人が気付かないうちに抱えている場合が多く、慢性化すると心の病気にも発展してしまうリスクがあります。生活環境を変化させたり精神的なストレスを完全に取り除くことは難しいですが、「気が滅入っている」と感じたら、普段より多めの休息をとるよう心がけましょう。

3. 栄養不足

健康維持に必要な栄養が不足した場合も、「朝スッキリ起きられない」といった症状が出やすくなります。とくに、以下の栄養素が不足すると寝起きの体調に悪影響をおよぼしやすいため注意してください。

・ 炭水化物
・ ビタミンB群
・ ビタミンC
・ 鉄分

4. 病気の可能性

疲労感や倦怠感のほか、以下のような症状が出ている場合は病気の可能性もあるため注意が必要です。

・ 頭痛
・ 吐き気
・ 発熱

また、寝起きのだるさが起き上がれないほど重度なものだったり、1日中続く場合も隠れた病気のサインかもしれません。寝起きの体調と関係する病気にはどのようなものあるのか、下で確認しておきましょう。

・ 風邪、インフルエンザ
・ うつ病、自律神経失調症
・ 急性肝炎
・ 慢性疲労症候群
・ 睡眠時無呼吸症候群
・ 脳梗塞
・ 糖尿病
・ 更年期障害
・ 肝臓機能の低下
・ 甲状腺ホルモンの病気 など

辛い症状が長引いたりいつもと違った症状が現れたら、自己判断をせず医師の診断を受けるよう心がけましょう。

朝、スッキリ起きるための方法

辛い寝起きの症状を解消するには睡眠の質を高めたり、規則正しくバランス良い食生活を心がけることが大切です。睡眠の質を高めるには、具体的に以下のようなポイントを意識しましょう。

・ 寝る前3時間は胃に固形物を入れない
・ お風呂は38℃~40℃のお湯にゆっくり浸かる
・ 就寝前にテレビやスマートフォンの画面を長時間見ない
・ 寝起きに太陽光を浴びられるよう、カーテンを少しだけ開けておく

また、朝起きたときにできる対処法としては、全身を起こすようなストレッチが効果的です。

<寝起きに効く仰向けストレッチの方法>

1. ベッドの上で仰向けになり、手を頭上で組む
2. 足を真っ直ぐ伸ばして力を抜く
3. 息を吸いながら手と足をゆっくり伸ばし、息を吐きながらゆっくり力を抜く
4. (3)を3回繰り返し、ゆっくり起き上がる

<寝起きに効くうつ伏せストレッチの方法>

1. ベッドの上でうつ伏せになり、両手は胴体に添えてベッドにつける
2. 上半身を反らし、お腹や背中を伸ばし、筋肉で体を支えて10秒間姿勢をキープする
3. 次に四つん這いの体勢になり、背中を反らした体勢で10秒間キープする
4. そのまま腕を伸ばしてお尻を突き上げ(猫が伸びるときのポーズ)、肩や胸部を伸ばして10秒間キープする
5. 最後に膝を曲げて頭を上げ、正座の姿勢へとゆっくり起き上がる

就寝前の行動や食生活の改善、ストレッチでも改善されない寝起きの不調は、日中に適度な運動を取り入れることで解消できる場合があります。これは、運動不足による体温低下の解消につながり、睡眠の質を高めることにつながります。
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まとめ

最後に、朝の疲労感や倦怠感について大切なポイントをおさらいしましょう。
・ 朝に体がだるい、重い原因は「肉体的疲労」「精神的疲労」「栄養不足」「病気の可能性」
・ 起き上がれないほどの症状や1日中不調が続く場合は病院を受診するのがおすすめ
・ 朝スッキリ起きるためには「睡眠の質の向上」「規則正しくバランス良い食生活」
・ 朝起きたときの対処法は「全身を起こすようなストレッチ」が効果的
・ 日中に運動を取り入れることで朝の疲労感を解消できる場合がある

寝起きが悪いことで悩んでいるなら、十分な睡眠と規則正しい食生活を取り入れて、健康の維持・管理に努めましょう。dヘルスケアならゲーム感覚で楽しく健康管理ができて、dポイントも貯められるから一石二鳥!