栄養満腹!チアシードで飲むだけダイエット

第270回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
サイバーエージェントが発表したAmebaブログで使われた今年の流行語7位にランクインしたチアシード。健康にもダイエットにも良いと話題になり、チアシードを利用した様々なレシピや健康法などが存在します。スーパーモデルのミランダ・カーも食べているという、2015年に大ブレイクしたチアシードは一体どんな食材なのでしょうか?

●チアシードって何?

チアシードとは、おもにメキシコなど中南米で栽培されているシソ科の植物の種です。マヤ文明やアステカ文明の時代から主要な栄養源のひとつとして栽培され、他の穀物を混ぜたり水を加えて食されていたそう。「人の生命維持にはチアシードと水があれば足りる」といわれるほど、栄養価に富んでおり、たんぱく質、ミネラル、ビタミンB、食物繊維、αリノレン酸などを含んでいます。特に必須脂肪酸であるαリノレン酸は、体内で生成できない重要な栄養素。これを大さじ1杯強のチアシードで1日分を摂取できるため、その栄養価に注目されています。

栄養満腹!チアシードで飲むだけダイエット

●ダイエット効果のある食べ方

チアシードのレシピはネット上にも多数ありますが、ダイエットのために食べるなら注意が必要です。なぜならチアシード自体は非常にカロリーが高く、同じ重さのご飯の3倍近くもカロリーが含まれています。では、チアシードを効果的にダイエットに使うためにはどうしたら良いのでしょうか? それはチアシードを水につけてから食べること。チアシードは10分ほど水につけると種の周りに、『グルコナンマン』と呼ばれる透明なゼリー状の食物繊維が出てくるので、その状態で食べるのが効果的。これはコンニャクなどに含まれる成分で、食欲を抑える働きや、糖やコレステロールの吸収を抑える働きがあります。さらに便秘の解消にも効果があるので、水につけずに食べるのは勿体ないですね。

●チアシードのレシピ

チアシードを最も簡単に、効果的に摂取する方法はスムージーに混ぜることでしょう。スムージーを作る際にチアシードを大さじ1杯ほど混ぜて、ブレンダーにかけるだけ。できあがってすぐ飲むのではなく、冷蔵庫で1〜4時間寝かせておくと効果的です。寝かせる時間が長ければ長いほどゼリーっぽくなるので、お好みの固さになったら飲みましょう。また、朝食のシリアルやグラノーラに混ぜて、10分ほどたってから食べれば腹持ちのいい栄養価の高い朝食に早変わり。

簡単に食べられ、栄養価も高く、ダイエットにも最適なチアシード。上手に食べて健康的なダイエットに活用したいですね。
(文・姉崎マリオ/考務店)

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