おうちで作れるパンレシピをご紹介いただくあいりおーさんのフーディストノート公式連載。今回は、夏野菜の代表格でもある甘くておいしい「とうもろこし」をバター醤油で味付けして、ハードパン生地で包んで焼き上げる「コーンエピ」をご紹介いただきます。ぜひ焼きたてのパリパリを召し上がってくださいね!
みなさんこんにちは、あいりおーです。
スーパーや八百屋さんでおいしそうな夏野菜をたくさん目にするようになってきましたね!夏野菜の代表格でもある甘くておいしいとうもろこしはみんな大好きですよね!今日は、そんな甘いとうもろこしを使ったハードパン「エピ」のご紹介です。
エピといえば、ベーコンエピだと思うのですが、甘いコーンををたっぷり包んで麦の穂の形に焼きあげました。
焼きもろこしの香ばしいイメージをしていただくとわかりやすいかなと思います。
パリパリ生地と甘いコーンの組み合わせをぜひ味わってくださいね。
それではレシピをご紹介します。
「香ばしコーンのエピ」レシピ
材料(4本分)
パン生地
a準強力粉(フランスパン用の強力粉)…200g
a 塩…3.6g
a インスタントドライイースト…1g
a あればモルトパウダー…1g
b 水…135g(冬は140g)
フィリング
・ゆでたとうもろこし…100g
・有塩バター…5g
・醤油…5g
下準備
・ボウルにaの粉類を入れて混ぜ合わせておく
・bの水は23度程度にしておく(夏の場合)
・フライパンを熱し、フィリングのとうもろこしをバターで炒め、醤油で味付けしてさましておく
・オーブンは250度に予熱しておく
※この生地はホームベーカリーでは加水が多いのでできません
作り方
捏ね
1. ボウルに水以外のaの材料を入れてゴムベラで混ぜ合わせたあと、水を加えてゴムベラで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。ラップをかけて30分休ませる。
2. 休ませた1の生地を台に取り出し、カードで右から生地をひっぱりながら中心へ折る。(左右どちらからでもOKです)
3. 左からも同様に中心に向かって折る。
4. 上からも同様に中心に向かって折る。
5. 下からも同様に中心に向かって折る。
6. 丸めなおしてボウルに入れ、ラップをふんわりかぶせて室温で30分発酵させる。
※30分経ったら、2~6をさらに2回繰り返し、合計3回行う
わかりやすく書くと下記のようになります
1. 粉類と水を混ぜて30分休ませる
↓
2. 折りたたみ30分休ませる×3セット
↓
3. 3回目の折りたたみ後は2倍になるまで発酵させる
このように折りたたんで休ませるを繰り返すことで生地を捏ねなくても捏ねたように生地がつながっていきます。
1次発酵
最後の折りたたみが終わったら、ボウルいっぱい程度まで発酵させる(最後の30分+30分の合計60分目安)。
分割~ベンチタイム
1次発酵が終わったら4分割します。その際丸型ではなく俵型になるように丸め、20分ほど生地を休ませる。
※この時、生地が乾燥しないように大きなビニール袋をふわっとかけると乾燥を防げます
成形
1. 台に打ち粉を振って、ベンチタイムが終わった生地を長さ20㎝程度にめん棒で伸ばし、炒めて冷ましたとうもろこしを1/4のせる。
2. 端から生地をつまんで閉じる。
3. 手で軽くコロコロと転がし、24㎝程度に伸ばす。
4. 同様に4個全て成形する。
2次発酵
オーブンシートを敷いた天板に成形した生地を並べ、30度に設定したオーブンや発酵器で生地が一回り大きくなるまで2次発酵させる。
※夏場は室温でも2次発酵できます。その際は生地が乾燥しないように大きなビニール袋をふわっとかけると乾燥を防げます
※本来ならばパンマットで布どりしますが、パンマットを持っていない方も多いので作りやすいように最初から天板にのせています。
仕上げ
ひとまわり大きくなった生地に、キッチンハサミを45度の角度で7ヶ所等分にカットします。1ヶ所目をカットしたら右に倒し、2ヶ所目をカットしたら左に倒しといった具合に7カットを左右にカットしていきます。
※画像はベーコンエピですが、やり方は同じです
焼成
250度で余熱したオーブンを230度に下げ、18分ほど焼成したら出来上がり。オーブンにスチームの機能があればそちらを使うとよりパリッと焼けます。
焼きたてのコーンエピぜひ味わってみてくださいね♪
配信: フーディストノート
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