【管理栄養士監修】離乳初期(生後5〜6ヶ月頃)のりんご|冷凍保存やレシピなど

【管理栄養士監修】離乳初期(生後5〜6ヶ月頃)のりんご|冷凍保存やレシピなど

離乳食を始めておかゆに慣れてきたら、野菜とともに果物もスタート!
甘くて離乳食に使いやすいりんごには、食物繊維やビタミンC、カリウムなども豊富です。
今回は、離乳初期でりんごを始めるときのレシピや与え方のコツをご紹介します。

離乳初期のりんごのレシピ

離乳初期のりんごは、基本的にすりおろしや裏ごしにして加熱してから与えるか、やわらかくゆでてからすりつぶします。

    

離乳初期のりんごの加熱には、電子レンジを使っても大丈夫です。

材料

・りんご 1食あたり約1/12個(約20g)

作りやすいように20gくらいで調理しますが、りんごを与え始めたばかりの時期は全量を与えないよう気をつけましょう。この時期は少量ずつ新しい食品に慣れていくのが大切です。

なお、りんごなどの果物は、生後7ヶ月頃からの離乳中期に入ると、野菜と併せた量で20~30g食べられるようになります。

作り方

1.りんごは皮をむいて種や芯を取り、すりおろす。

2.初めの頃は、耐熱容器に少量の水を加えて入れ、ふんわりラップをして電子レンジ(600W)で約30〜40秒加熱するようにしましょう。甘みが増して柔らかくなり、赤ちゃんが食べやすくなります。

こちらの記事では動画で作り方を紹介しています。参考にしてみてくださいね。

きほんの離乳食 りんご(生後5〜6か月頃から)

ペースト状にした離乳初期のりんごは冷凍保存できる?

ペースト状の離乳初期のりんごは冷凍もOK!

離乳初期、与えやすいようペースト状にしたりんごは冷凍保存できます。

数回分を一度に作って冷凍しておくと、調理時間を短縮でき、ほかの食材に合わせるときにもさっと使えて便利です。

フタ付き製氷皿や冷凍用密閉袋を利用して、1回分を取り出しやすく工夫して冷凍しておきましょう。

離乳初期は、縦に8~12等分したりんごをゆでて冷凍しておき、凍ったままですりおろして使う方法もあります。

解凍後のりんごは、食べる前に必ず電子レンジか小鍋を使って再加熱が必要です。

冷凍しておいたりんごは1週間以内を目安に使い切りましょう。

_______

甘味のあるりんごは、ほかの野菜とあわせてアレンジできる食材です。赤ちゃんに与える量に注意しながら上手に活用してみてくださいね。

注意事項

食材は、特定のアレルギー体質を持つ場合に、アレルギー反応を引き起こすおそれがあります。

初めての食材を食べる子どもには十分注意が必要です。様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料]

卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生

[特定原材料に準ずるもの]

アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、 ごま、カシューナッツ

離乳食を調理する前に、「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」を事前にご確認の上ご利用をお願いいたします。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

・離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。

・一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。

・ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。

・誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。

・年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

– 監修者: 高橋嘉名芽

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

関連記事:

配信元

MAMADAYS(ママデイズ)
MAMADAYS(ママデイズ)
SNS総フォロワー160万人突破!MAMADAYSのテーマは「ママの課題を動画で解決」。 子育てや毎日の暮らしに役立つアイデアや、離乳食のレシピ情報を厳選してお届けしています。
SNS総フォロワー160万人突破!MAMADAYSのテーマは「ママの課題を動画で解決」。 子育てや毎日の暮らしに役立つアイデアや、離乳食のレシピ情報を厳選してお届けしています。