【管理栄養士監修】離乳食のクラッカー|いつからはじめる?

【管理栄養士監修】離乳食のクラッカー|いつからはじめる?

離乳食のクラッカーはいつから与えていいの?と疑問に思っているママやパパも多いのではないでしょうか。この記事では、「クラッカーはいつから与えられる?」「どのくらいの量を食べさせたらいい?」といった疑問にわかりやすくお答えします。

食物アレルギーについて

クラッカーの原材料である小麦は、特に食物アレルギーが出やすい食品です。

そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。

また、万が一アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診出来る時間に与えるようにしましょう。

注意事項

食材は、特定のアレルギー体質を持つ場合に、アレルギー反応を引き起こすおそれがあります。

初めての食材を食べる子どもには十分注意が必要です。様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料]

卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生

[特定原材料に準ずるもの]

アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、 ごま、カシューナッツ

離乳食を調理する前に、「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」を事前にご確認の上ご利用をお願いいたします。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

・離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。

・一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。

・ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。

・誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。

・年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

参考

堤ちはる・土井正子編著、「子育て・子育ちを支援する子どもの食と栄養」、萌文書林、2018年

– 著者: 佐藤 まゆこ/管理栄養士

– 監修者: 管理栄養士(MAMADAYS編集部)

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

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