【管理栄養士監修】離乳食のぶり|いつからはじめる?

【管理栄養士監修】離乳食のぶり|いつからはじめる?

この記事では、ぶりを離乳食に取り入れる場合の目安の時期・量・下ごしらえの方法について紹介します。
ぶりは青皮魚に分類され、DHA・EPAといわれる赤ちゃんの脳の発育に関わる脂肪酸が多く含まれています。与える場合の注意点を押さえて、上手に活用しましょう。

下ごしらえのコツは?

・沸騰した湯に通し、中まで十分に火を通す

(魚の身が分厚い場合は、火が通りやすいように薄く切ってからゆでる)

・骨や皮をすべて取り除く

・皮の下にある血合いには鉄分が多く含まれるが、はじめの頃は取り除く(慣れてきたら少しずつ混ぜる)

・離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)は、包丁で小さく切るか、5~8mm程度の大きさにほぐす

・離乳完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)は、一口大を目安に包丁で切るかほぐす

調理方法

初期(生後5~6ヶ月頃)

この時期の赤ちゃんには、まだ与えません。

中期(生後7~8ヶ月頃)

この時期の赤ちゃんには、まだ与えません。

後期(生後9〜11ヶ月頃)

きほんの離乳食 ぶり(生後9〜11ヶ月頃から)

完了期(1〜1歳6ヶ月頃)

ゆでて皮と骨を取り除き、一口大を目安に包丁で切るかほぐします。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

ぶりの皮と骨は、ゆでると取り除きやすくなります。

血合いは苦味や臭みが強いので、多い場合は取り除くと食べやすくなります。

離乳食用にゆでて食べやすい大きさにしたぶりを冷凍保存することもできます。

ヒスタミン中毒予防のため、鮮度が大切ですので、購入したらなるべく早くゆでて多い分は冷凍保存しておくのがおすすめです。

食べるときは電子レンジなどで十分再過熱が必要です。

食感がパサつきやすいので、とろみをつけたり、あんかけなどでまとめたりすると食べやすくなります。

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