キッチンマットのデメリット
キッチンマットの役割がわかっていても「あえて敷かない」理由は、その人にとってはデメリットのほうが大きいからだと思います。
では、キッチンマットのデメリットにはどんなものがあるのでしょうか?
こまめなお手入れが面倒
キッチンマットを敷くなら、マットのお手入れは必要不可欠。油汚れやホコリが付着しているので、そのままにしておくととても不衛生です。
キッチンマットに掃除機をかける、拭き掃除をするといったこまめなお手入れが苦手な人にはキッチンマットの使用は向いていません。
定期的な洗濯が面倒
キッチンマットをこまめに洗濯できれば、キッチンの清潔をキープできます。とはいえ、洗濯が面倒だと感じる人も多いです。
その理由として、
- キッチンマットが分厚くて乾きにくい
- 普通の洗濯物とは別洗いにしたい
など、ひと手間が必要なことが挙げられます。
床掃除よりも洗濯の手間のほうが面倒なら、キッチンマットを敷かない選択をおすすめします。
キッチンマットを動かして掃除するのが面倒
キッチンの床に掃除機をかけたり、フロアモップで拭いたりするときに、キッチンマットをどかさなければならないのはやはり面倒。
キッチンマットそのものも、掃除機をかけにくい材質が多いです。
ズレやすくてイライラする
調理中はよく移動するので、キッチンマットが自然とズレてしまいます。商品によっては、滑ってしまうこともあって危険です。
せっかく敷いてあってもイライラの原因になるなら、敷くのをやめてもいいでしょう。
やっぱり敷く?敷かずに工夫する?
キッチンマットを敷くにしても敷かないにしても、ストレスなく衛生的な環境を整えるには工夫が必要です。
敷く派のコツ
キッチンマットのデメリットを挙げましたが、選び方や使い方次第で改善される場合もあります。
お手入れ・洗濯の負荷軽減の工夫
キッチンマットは分厚くて、洗濯しても乾きにくいイメージですよね。しかし、昔と違い、薄手のものが販売されています。ですから、キッチンマットを選ぶ際は、洗いやすいものを選ぶと洗濯がラクになるでしょう。
洋服とは別洗いにしたいけれども1日に何度も洗濯できない場合は、マットの洗い替え(ストック)を用意しておくのがおすすめです。
洗うのが面倒なら、クッションフロア素材のキッチンマットもあります。拭き取りやすく、布素材のキッチンマットより掃除機もかけやすくて便利です。
すべり止めの工夫
滑りやすいことにストレスを感じているなら、滑り止めシートを貼れば問題が解消されるでしょう。
工夫しても使いづらい場合は、買い替えるというのも一案です。
敷かない派のコツ
キッチンマットを「敷かない派」にとって一番気になるのが床の油汚れでしょう。
揚げ物時の工夫
油ハネは気になるけれども、こまめな床掃除は苦手だという人は、揚げ物をするときだけでも床に新聞紙を敷いてみることをおすすめします。
床掃除の頻度とコツ
キッチンマットを敷かない場合は、定期的な床掃除が必要です。掃除頻度は料理の頻度や揚げ物の回数にもよりますが、サッと水拭きする程度なら、毎日やったほうが衛生的でしょう。
なお、油汚れは水拭きだけでは落ちないこともあるので、汚れがひどいときはアルカリ性の洗剤を使って掃除しましょう。
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配信: hitotema