バターは簡単に作れちゃうんです!
こんにちは、コノです。
気付けば8月も後半に突入し、夏休みも残りわずかとなりましたね。この時期になると、宿題に追われていたころの記憶が蘇ってきていまだに落ち着かなくなります(苦笑)。
夏休みの宿題といえば、自由研究のテーマ選びに悩んだ方も多いのでは?
今回の「大人の自由研究」でもやはりテーマ選びに悩みましたが、あややの「バターって簡単に作れるらしいですよ」の一言でバター作りに決定!
早速、タカナシ乳業が公開しているレシピを参考に挑戦してみました!
用意するものはたった2つだけ!
バター作りに必要なものは、生クリームとふたつきの容器。たったこの2つだけです。
ただ、生クリームは何でもよいわけではなく、必ず「種類別 クリーム」と明記されているものを使います。「乳又は乳製品を主要原料とする食品」や「植物性脂肪」のものではバターができないのだとか。
また、乳脂肪分はできるだけ42%以上の高脂肪のものを。特に47%以上が扱いやすいのでおすすめです。冷たい方が早く固まるので、生クリームを冷蔵庫でしっかり冷やすこともポイントです。
容器はシャカシャカと振るので、ふたがついていて手に持ちやすいものを選んでください。ペットボトルでもOKですが、途中で混ぜたり、最後にバターを取り出したりすることを考えると、口が広いものの方が使いやすいと思います。
筋トレ好きのあややが選んだ容器は、プロテイン用のシェイカー。これはいかにも振りやすそうです。
それでは早速、作っていきましょう!
作り方はひたすら振るだけ!
まず、容器に生クリームを注いでいきます。特に計量の必要はなく(うれしい!)、注ぐ量は容器の1/3までが目安です。
少しだけ作りたい場合は、大さじ2杯(30ml)から始めてみてくださいね。
ふたがしっかり閉まっていることを確認したら(ここ大事です!)、思いっきり上下に振ります。
あややは、プロテインと筋トレで育てた筋肉を余すことなく使って激しくシェイク!
そのままパシャパシャという音がしなくなるまで振り続けます。
1~2分程度振っていると音がしなくなります。ふたを開けて見てみると、液状だった生クリームがカッテージチーズのように変化しています。
再びふたをし、さらに振り続けると「パシャ」という音がします。これは生クリームが脂肪分と水分に分かれた合図。水分だけをコップに移して、まだまだ振ります。
ちなみにこの牛乳のような水分は、バターミルクといって栄養たっぷり。味もクリーミーな牛乳といった感じでおいしいです。そのまま飲むほか、料理に使っても良さそう。
振って水分を出して、振って……を数回繰り返すとやがて水分が出なくなります。容器の中をのぞいてみると……この黄色い塊はまさしくバター! 振り始めてから5~6分程度でもう完成しちゃいました!
これはどっからどう見てもバターですよね? このままなら無塩バターに。塩を混ぜれば有塩バターになります。
振る過程で、クリーム状になってなかなか固まらないこともあるかと思います。そんなときは、スプーンなどでかき混ぜ、ちょっぴり涼しいところ(容器自体を冷やしてもOK)で振り続けると固まりやすい気がしました(byあやや)。
出来上がったバターは、自然な甘みとコクがあって、ミルキーな味わい。パンに塗るのはもちろん、無塩バターなら料理やお菓子作りにも最適です。
日持ちがしないので(タカナシ乳業は作ったその日に食べ切ることを推奨)、もしも作り過ぎてしまったら冷凍保存がおすすめ。1カ月程度は保存できるようですよ。
アレンジを楽しんでみよう!
プレーンのままでもおいしいけれど、お好みの材料を混ぜ合わせるだけで、さまざまなアレンジが楽しめます。今回は2種類のアレンジに挑戦しました。
ハーブバター
あさつき、パセリ、ローズマリー、タイムを細かく刻み、すり下ろしニンニク、バターと混ぜ合わせれば、ハーブバターの完成!
そのままトーストに塗って食べるほか、料理に使っても。お肉を焼いて仕上げに入れるだけで風味がアップして、ひと味違うおいしさが楽しめます。
ハーブは大体何でも合うので、お好みのものでどうぞ。ローズマリーとニンニクだけでもおいしかったですよ。
ドライフルーツバター
バターにレーズンなどのドライフルーツやナッツを混ぜ合わせると、甘酸っぱさと香ばしさが同時に楽しめる「ドライフルーツバター」に。
クッキーに挟めば、おやつにぴったりのバターサンドクッキーが簡単に作れちゃいます。大人が食べるなら、ラムレーズンを使っても良さそうですね。
配信: おうちごはん