おいしくて体に嬉しい優秀調味料!実は使える「黒酢」のアレンジレシピ10選

おいしくて体に嬉しい優秀調味料!実は使える「黒酢」のアレンジレシピ10選

まろやかな味わいで素材のおいしさを引き出し、料理に深いコクを与えてくれる「黒酢」。常備しているけれど、意外と使わない…という方もいるのでは?中華料理のイメージが強い黒酢ですが、ほかにもさまざまな使い道がありました!ごはんが進む主菜を中心に、黒酢を使ったおいしいレシピをご紹介。黒酢のパワーで厳しい残暑を乗り切りましょう!

黒酢をもっと活用したい!

一般的な穀物酢に比べて、まろやかで香り高いという特徴を持つ「黒酢」。

その味わいが好きで常備しているものの、我が家ではどう使っていいか分からなくて、持て余している状態です……。

黒酢といえば栄養価が高く、天然アミノ酸の宝庫。料理のおいしさを引き立ててくれるだけでなく、新陳代謝の促進、脂肪燃焼、疲労回復などさまざまな健康効果が期待できます。

おいしさのためにも体のためにも黒酢をもっと活用したい!

そこで、ごはんが進む主菜を中心に、黒酢を使ったおいしいアレンジレシピを集めました。

毎日使いたくなる!黒酢の絶品レシピ

材料2つで超速攻!豚こま肉とトロトロ茄子の黒酢照り

簡単時短でボリューム満点のレシピを数多く発信している料理研究家の@kyounoouchigohanさん。お酒が進む“優勝レシピ”も話題です。

こちらの「豚こま肉とトロトロ茄子の黒酢照り」も10分程度で作れてボリュームばっちり。調味料を合わせて茄子を切って、パパッと炒めたらもう出来上がりです。

オイスターソースの濃厚な旨みと黒酢のさっぱり感が相まって、ごはんもお酒も進む味わい。味の染みたトロトロ茄子もたまらないおいしさです。

作り方は、画像をスワイプしてチェックしてみてくださいね。

材料(3人前)

・豚こま肉……200g
・茄子……2本
・塩胡椒……少々
・サラダ油

【A】
・黒酢、酒、みりん、水、にんにくチューブ……各大さじ1
・オイスターソース……大さじ1と小さじ2
・砂糖、ごま油、生姜チューブ……各小さじ1
・白いりごま、小ねぎや長ねぎの小口切り……トッピングに適量

東京ディズニーシーのあの味!黒酢の酢豚

東京ディズニーシーのミステリアスアイランドにある中華料理レストラン「ヴォルケイニア・レストラン」。

@hinatelier_officialさんは、ここの「黒酢の酢豚」が好き過ぎて、酢豚を食べるためだけにディズニーシーに行きたいほどだったとか。

そんなある日、公式のレシピが公開されていることを発見! 早速、再現してみたそう。

最後に黒酢あんをかけることで、しっかりとした味わいに。仕上げにラー油を追加すると、さらに本家に近づくそうですよ。

きのこ入り肉団子黒酢あん

「暑いけど、ボリュームのあるものが食べたい」というときにおすすめなのが、どさんこ料理愛好家の@toda_sakiさんが作る「きのこ入り肉団子黒酢あん」。

ジューシーな肉団子に、黒酢の効いた甘酸っぱいあんがよく絡んで食欲をそそります。肉団子は小さめに成形することで、食べやすくて時短にもなりますよ。

あんが多めなので、きのこを入れているそうですが、きのこはなしでもOK。豚ひき肉をあと100g増やしたり、茄子やズッキーニを加えたりとお好みでアレンジしてみてくださいね。

材料

【肉団子】
・豚ひき肉……200〜300g
・長ネギみじん切り……20cm
・すりおろし生姜……小さじ1
・醤油……小さじ1
・胡椒……少々
・とき卵……半個
・パン粉……計量カップ40ccのところまで

【A】
・黒酢、砂糖……各大さじ3
・醤油、酒……各大さじ2
・鶏がらスープの素……小さじ2
・水……150cc

・きのこ……100g程度(しめじ半株、エリンギ小1本程度使用)

【B】
・片栗粉……大さじ1
・水……大さじ2

作り方

1. 肉団子を作る。ひき肉をよく練り、長ネギからパン粉まで入れてさらに練る。手に水をつけながら直径2cm程度の肉団子にする。ABをそれぞれ合わせておく。

2. フライパンに多めの油を熱し肉団子を揚げる。揚がったらバットに移す。余計な油は別容器によける。同じフライパンにきのこを入れて炒めながらAを入れ、肉団子も入れて煮る。グツグツしたらBを入れてとろみをつける。

レシピ出典:Instagram(@toda_saki)

鮭と舞茸の黒酢にんにく炒め

黒酢は魚料理とも相性抜群! 素材の旨みを引き出し、クセや臭みをカバーしてくれます。

@toda_sakiさんは、生鮭を使って黒酢炒めに。甘酸っぱい味わいの中ににんにくのパンチが効いています。

1年中食べられる鮭ですが、国内でとれる白鮭は秋が旬。舞茸を合わせれば、秋らしいひと皿に!

材料

・生鮭……200g
・舞茸……1パック(80g)
・にんにく……1片
・塩胡椒

・片栗粉……大さじ1

【A】
・黒酢、砂糖……各大さじ3
・醤油……大さじ2
・酒……大さじ1

・サラダ油

作り方

1. 鮭は骨があれば取り除き一口大にカット、塩胡椒して片栗粉まぶす。舞茸はほぐす。にんにくはスライスする。

2. フライパンに油を熱しにんにくを熱する。焦げそうになったら取り出す。

3. 次に鮭を入れ、片面焼けてひっくり返したところで舞茸投入。ある程度火が通ったらA2のにんにくを入れてとろみつくまでジャーッと炒めて出来上がり。

レシピ出典:Instagram(@toda_saki)

蒸し鶏の黒酢だれ

お手頃でヘルシーな鶏むね肉は、積極的に食べたい優秀食材。淡泊な味わいなので、黒酢のコクのある酸味とよく合います。

@marian.nekoさんの「蒸し鶏の黒酢だれ」は、鶏むね肉を米こうじにしばらく漬けてから蒸すのがポイント。こうするとふっくらとジューシーに仕上がるのだとか。

黒酢、ごま油、醤油、にんにく、しょうがを合わせた黒酢だれは本格的な味わいで、やわらかい蒸し鶏と絶妙にマッチします!

材料(2人分)

・鶏むね肉……1枚(300g)
・米こうじ……大さじ1
・水……大さじ1

【黒酢だれ】
・黒酢……大さじ2
・ごま油……大さじ1/2
・醤油……大さじ1~1.5
・おろしにんにく……小さじ1/2
・おろししょうが……小さじ1/2

作り方

1. 鶏むね肉をフォークでまんべんなく刺して米こうじと水をよく手で混ぜ込み、密閉容器に入れて1時間ほど漬け込む。

2. 黒酢だれの材料をすべて混ぜ合わせる。

3. 1を中まで火が通るまで蒸して食べやすい大きさにカットする。

4. 黒酢だれを3にかける。

レシピ出典:Instagram(@marian.neko)

豆腐と干しエビの黒酢煮込み

「今日は涼しいな」「ちょっと冷えるな」という日に食べたいのが、@marian.nekoさんの「豆腐と干しエビの黒酢煮込み」。

黒酢に含まれる豊富なアミノ酸や有機酸によって血のめぐりが良くなり、体がぽかぽかと温まります。

蒸した豆腐の上に干しエビと黒酢ドレッシングをかけて旨みもたっぷり。ヘルシーなので、遅くなった日の夜ごはんなどにも良さそうですね。

材料

・豆腐……1丁(約300g)
・にんにくみじん切り……小さじ1/2
・しょうがみじん切り……小さじ1/2
・ごま油……大さじ1
・長ネギ……5cm
・日本酒……大さじ1

【A】
・黒酢……大さじ1
・黒砂糖……小さじ1/2
・醤油……大さじ1~1.5
・水……50ml

・桜えび……大さじ1
・白ごま……適量
・パクチー……適量

作り方

1. 鍋にごま油を温めてにんにく、しょうが、斜め切りした長ネギを炒める。日本酒を加える。

2. 1Aを加えて正方形に切った豆腐を崩さないように入れて弱火で数分煮込む。

3. (炒った)干しエビをと白ごま、パクチーをちらす。

レシピ出典:Instagram(@marian.neko)

黒酢唐揚げ

おかず、お弁当、おつまみにと大活躍の鶏の唐揚げ。それぞれの家庭ごとにさまざまな作り方がありますよね。

料理研究家・角田真秀さん(@sumimaho)の「黒酢唐揚げ」は、ひと口大に切った鶏モモ肉を黒酢入りのつけだれに20~30分漬け、衣をつけて揚げています。

黒酢を使うことでお肉がやわらかくなって、まろやかな酸味と旨みが。揚げたてのおいしさは格別です!

材料

・鶏モモ肉……1枚(300g)
・卵……1個
・薄力粉、片栗粉……各大さじ3
・揚げ油……適量

【A】
・黒酢……大さじ1/2
・しょうが(すりおろし)……ひとかけ
・醤油……大さじ2
・酒……大さじ1
・砂糖……大さじ1

・レモン……適量

作り方

1. 鶏モモ肉はひと口大に切っておく。

2. ボウルにAを合わせておき、1を20〜30分漬けておく。

3. 2を溶き卵にくぐらせて、薄力粉と片栗粉を混ぜた粉をまぶし170〜180℃に熱した油で揚げる。好みでレモンを絞る。

レシピ出典:Instagram(@sumimaho)

黒酢たまご

そのまま食べてもラーメンの具にしてもおいしい味玉。

料理研究家・角田真秀さん(@sumimaho)の「黒酢たまご」は、とろ~り半熟卵に黒酢の旨みをたっぷりしみ込ませて。さっぱりとした味わいで、ついつい後を引きそうです。

ゆで卵を作ったらあとは漬けておくだけでできるので、冷蔵庫に常備しておきたくなりますね。

材料

・卵……4個

【A】
・黒酢……大さじ1
・醤油……100ml
・酢……35ml
・砂糖……大さじ1
・酒……大さじ1

作り方

1. 鍋にAを入れて中火にかけ、砂糖が溶けたら火を止めて冷ます。

2. 沸騰した湯に卵を静かに入れ、おたまなどで軽く混ぜながら8分ゆでる。冷水にとって冷まし、殻をむいておく。

3. ジップロックなどに1を入れて2をつける(約3時間ほどでできあがり)。

※たまごは数を増やしても大丈夫です。漬け汁は3回ぐらい再利用可能です。

レシピ出典:Instagram(@sumimaho)

黒酢焼きそば

フライパン1つでちゃちゃっと作れる焼きそばは、おうちごはんの強い味方。冷蔵庫にある具材で簡単に作れてしまうのも魅力です。

料理研究家・角田真秀さん(@sumimaho)は、豚こま肉、ピーマン、人参、もやしを使って。ピーマンの代わりにニラを入れても良いそう。

味付けは、黒酢とオイスターソースで。定番のソース味とはひと味違うおいしさをぜひご賞味あれ!

材料

・豚こま肉……80g
・ピーマン……2個
・人参……1/4本
・もやし……50g
・焼きそばの麺……2玉
・黒酢……大さじ1と1/2
・塩胡椒……適量
・オイスターソース……大さじ1
・醤油……大さじ1/2
・サラダ油……大さじ 1
・水……大さじ2

作り方

1. ピーマンは千切りに、人参は短冊切りにする。

2. フライパンを熱し、油を加え中強火にし肉を炒める。色が変わってきたら人参、ピーマン、もやしを入れ、塩胡椒してさらに炒める。

3. 2に焼きそば麺を入れてから水を加え麺がほぐれるまで蒸らす。

4. 3にオイスターソースと醤油を加えて炒め、火を止めて黒酢を加えて和えて仕上げる。

レシピ出典:Instagram(@sumimaho)

黒酢飯のちらし寿司

酢飯を作るときに米酢を使う方が多いかと思いますが、黒酢を使うと風味豊かに仕上がります。

黒酢を欠かさずストックしているという@harukore1033さんは、ちらし寿司作りに黒酢を使って。

「ほんのり茶色に染まった酢飯は見た目通りのコク深さ。お酢のツンとくる香りが苦手な方でも楽しめます」と@harukore1033さん。

酢飯にお刺身の盛り合わせをのせたら、ちらし寿司の完成です。とても華やかな見た目で、おもてなしにもぴったりですね。

材料

・炊き立てのお米……2合
・黒酢……40ml
・きび砂糖……大さじ2
・塩……小さじ1
・お好きなお刺身、錦糸卵、のりなど

作り方

1. 黒酢、砂糖、塩を混ぜてよく溶かす。

2. 炊き立てのご飯に1を回しかけ、全体をしゃもじで切るように混ぜて馴染ませる。うちわなどで扇いで、よく冷ませば酢飯の完成。

3. お好みでのり、錦糸卵、お刺身などを盛り付ける。

レシピ出典:Instagram(@harukore1033)