天ぷら粉がなくても、自家製のおいしい天ぷら衣を作れる!
サクサク感を生み出すための工夫が散りばめられている天ぷら粉。しかし、天ぷら粉が自宅にない方や、買っても全部使い切れないと思う方も多いのではないでしょうか?
そんなときは、自作の天ぷら衣を作ってみましょう!
天ぷら粉以外のもので、より天ぷら粉に近い仕上がりにするアイデアを紹介します。
薄力粉+卵+炭酸水がイチオシ
先に紹介したように、天ぷら粉を代用するときは、一般的に薄力粉と卵と冷水が使われます。
しかし、こちらはあくまで一般的なやり方。家にある材料だけでよりサクサクになる方法を試行錯誤した結果、「水の代わりに少し気の抜けた炭酸水で衣を作る方法」がベストだという結果が出ました。
天ぷらをサクサクに揚げる方法は?おすすめの裏技を全部試してみた!
子供から大人まで大人気の天ぷらですが、自宅で揚げるとベチャっとなってしまいがち。お店のようなサクサクの天ぷらを自宅で再現するには、どうすればいいのでしょうか?巷で紹介されている裏技を全部試して、一番サクサクに揚げられる方法を検証してみました!
食材を揚げるときに炭酸水の二酸化炭素が一気に蒸発することで、衣の中の水分もしっかりと飛び、サクサクとした仕上がりになるようです。
そこで今回は、天ぷら粉を使ったときのようなサクサクな天ぷらに近づける方法として炭酸水を使った方法を採用し、実際に天ぷら粉で作った天ぷらと比較してみたいと思います!
なお、炭酸水がない場合には、従来通り冷水で代用ができます。冷水を使った天ぷらの仕上がりについても、後ほど比較検証していきます。
炭酸水を使った天ぷら衣の材料(4人分)
薄力粉… 1カップ(110g)
炭酸水(少し気の抜けたもの)…150ml
卵…1個
手順
1. ボウルに卵と炭酸水を加え、混ぜる
2. 薄力粉を加え、菜箸でさっくり混ぜ合わせる
混ぜすぎると衣に粘り気が出てきてしまうので、少し粉っぽさが残る程度で混ぜるのをやめましょう。
卵が無い場合はマヨネーズで代用OK!
卵がない場合には、卵1個をマヨネーズ大さじ1で代用ができます。
ちなみにマヨネーズを使った天ぷらは、カリッとした揚げあがりでしたが、時間が経つとしなびてしまうので要注意。
卵をマヨネーズに代用するのは、揚げた後にすぐ食事ができる場合のみにした方がよさそうです。
天ぷらをおいしく揚げるコツ
市販の天ぷら粉と自家製の天ぷら粉の比較をする前に、天ぷらをおいしく揚げるコツを紹介します。ひと手間かけることで、さらに本格的な天ぷらに近づきますよ。
衣は揚げる直前に作る
衣を作ってから時間が経過すると、薄力粉のグルテンという成分の粘り気が強くなります。衣の粘り気が強いと、揚げたときに水分が蒸発しきれず、ベチャッとした揚げあがりになるので注意しましょう。
食材を切り終わりあとは揚げるだけ、というタイミングで、衣を作るようにするとよいですね。
冷たい炭酸水・冷水を使う
薄力粉を冷たい水で溶かすと、グルテンによる粘り気が出にくくなります。そのため、衣を作る際には事前に冷蔵庫で炭酸水・水を冷やしておきましょう。
食材に打ち粉をする
食材を衣にくぐらせる前に、薄力粉・天ぷら粉を薄くまぶしておきましょう。揚げている最中に衣がはがれにくくなります。
配信: トクバイニュース