「唐揚げ大好き!でもダイエット中だから食べれない……」と落ち込んだ経験はありませんか?実は、作り方や食べ方にちょっとした工夫をすれば我慢しなくて大丈夫。今回は、手作り・冷凍・コンビニの唐揚げのカロリーと、ダイエット中にも唐揚げを楽しむコツを解説します。
唐揚げのカロリーはどのくらい?
唐揚げといえば老若男女問わず人気の揚げ物ですが、手作りだけでなく冷凍食品やコンビニのホットスナックなど、様々な場所でも販売されていますよね。
今回はこれらの唐揚げのカロリーと、少しでもヘルシーに食べるためのコツについて解説します。
家で作る唐揚げのカロリーは?
皮つきの鶏もも肉と唐揚げ粉を使用して作った場合の唐揚げのカロリーは100gあたり307kcalです。
1個およそ30gとすると、唐揚げ1個あたりのカロリーは92kcalとなります。
他の揚げ物と比べると高カロリーなの?
揚げ物というだけでハイカロリーな印象がありますが、他の揚げ物と比べるとどうでしょう。
一般的に人気な他の揚げ物(100gあたり)のカロリーはこちら。
・とんかつ(ロース):429kcal
・とんかつ(ヒレ):379kcal
・メンチカツ:273kcal
・アジフライ:270kcal
比較すると、ヒレであってもとんかつのカロリーよりは低いことが分かります。
一方、メンチカツやアジフライと比べると唐揚げはハイカロリーといえそうです。
唐揚げがハイカロリーになる原因は?
あらゆる料理の中でも比較的カロリーが高い唐揚げ。
唐揚げのカロリーが高くなるのは、使用する鶏肉の部位や、衣に吸収される油の影響が大きいようです。
カロリーの高い部位はどこ?
唐揚げのカロリーは主材料である鶏肉のカロリーに左右されます。
ここで、唐揚げによく使用されるもも肉・むね肉・ささみ・手羽先・手羽元の100gあたりのカロリーを確認してみましょう。
・鶏もも肉(皮つき):190kcal
・鶏むね肉(皮つき):133kcal
・手羽先(可食部60g):207kcal
・手羽元(可食部70g):175kcal
・ささみ:98kcal
唐揚げの人気部位である「鶏もも肉」はヘルシーなイメージのある「ささみ」の倍近くあることが分かりますね。しかも手羽先は可食部が少ないにもかかわらず鶏もも肉以上!
そのため、手羽先や鶏もも肉などのカロリーが高い部位を選んだ場合、ハイカロリーになってしまうというわけです。
油を吸う分高カロリーになる
唐揚げを油に投入すると鶏肉や衣から水分が蒸発し、入れ替わるように油が吸収されます。この仕組みが、唐揚げのサクサク食感の正体。しかし、油は1g=9kcalと非常に高カロリー。油を吸う量が多ければ多いほどカロリーは高くなります。
唐揚げなどの揚げ物は、食材や衣が油を吸う量が多い調理法。そのため、その他の調理法(焼く・煮るなど)よりも、ハイカロリーに仕上がります。
配信: トクバイニュース