9月1日は「防災の日」。備蓄品のチェックなど、日ごろの備えをあらためて見直すとともに、緊急時の予行練習もしておけるといいですよね。そこで今回、フーディストノート編集部では、いざという時に頼りになる防災レシピ「ポリ袋炊飯」にチャレンジ。耐熱のポリ袋にお米と水を入れ、お湯で温めてご飯を炊き、試食してみました。
ポリ袋炊飯にチャレンジ!
材料(1人分)
米…80g(炊飯用計量カップ約1/2)
水…100ml
(用意するもの)
カセットコンロ、ポリ袋(耐熱性の表記があるもの)、計量カップ、トング、タイマーなど
ポリ袋は耐熱のもの(今回は耐熱120度のポリ袋を使用)を用意しましょう。お湯からポリ袋を取り出すのにトングなどもあるとよいですね。カセットコンロを使うときは換気にご注意ください。
今回は、警視庁警備部災害対策課さんがtwitterで紹介されたこちらの調理法を参考にしました。お米80g、水100mlが1人分の目安です。
「パッククッキング」という調理法を試してみました。ポリ袋に食材と調味料を入れて、湯煎により20~30分間加熱して調理します。被災時でもガスコンロや鍋、ポリ袋があれば、食べ慣れた味付けで調理することができます。時短にも繋がる便利な調理法なので、普段の食事でも試してはいかがですか。 pic.twitter.com/akcAjGkLoB
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 22, 2019
作り方
まずはポリ袋にお米80gと水100mlを入れ、袋の空気を抜いて、しっかり結びます。この状態で30分置いて浸水させました。加熱すると袋が膨らむので、破裂しないよう袋の上の方を閉じるのがポイントです。
今回は無洗米を使いましたが、普通のお米で炊く場合も、緊急時は研がずに使うことで水の消費を抑えられますね。
鍋にたっぷりの水を入れ、カセットコンロを点火。沸騰したら、お米と水を入れたポリ袋をそっと沈めます。(今回は浸水済みのものと、輪ゴムで印をした浸水なしのもの計2袋を入れました)
吹きこぼれそうだったので、今回はフタはなしで。また、ポリ袋が鍋底に触れて破けることがないよう、念のため鍋には耐熱のお皿を入れ、その上に袋をのせました。
火加減はとろ火。静かに沸騰する状態を保ちます。
あとは30分放置でOK。火のそばは離れないようにしましょう。
袋は数分で少し膨らんで、これ以上は膨らみませんでした。
30分経って、お米はどうなった?
30分経ちました!半信半疑でお湯からポリ袋を上げて見てみると、お米がしっかり膨らんでいるのがわかりひと安心です。蒸らさずにこのまま盛り付けます。
袋の口を切ると、炊き立てのご飯の香りです。洗い物を増やさないよう、袋のままお茶碗にのせます。
配信: フーディストノート