どの調理法がベスト?つるむらさき料理を食べ比べ!
臭いが気になりにくい調理法として、和え物、炒め物、天ぷらを紹介しましたが、どの調理法が一番臭いが気になりにくいのでしょうか?実際に調理してみて、食べ比べしてみました。
風味をダイレクトに感じられる「生」「茹で」
まずは生の状態で食べてみると、青臭さや土臭さをしっかりと感じます。好みがわかれるかもしれませんが、これはこれでおいしくいただけます。
茹でたものをそのまま食べると、青臭さは若干抑えられています。ただ「若干」程度で、生と同じく、つるむらさきの風味をダイレクトに感じます。
しょうゆの香りが臭いを抑える「和え物」
和え物は、茹でたつるむらさきにめんつゆで味つけしました。
食べてみると、めんつゆの香りでつるむらさきの臭いが気になりにくいように感じます。完全に抑えられているわけではないですが、つるむらさきの風味としょうゆとだしの香りがよく合い、おいしくいただけます。
今回はサッと和えた程度だったので、さらに臭いを抑えるなら、和えてから時間をおくとしっかりと味がなじんでよいかもしれません。また、ごまやかつお節などの香りがあるものもプラスするとよさそうです。
油で風味がまろやかに「炒め物」
炒め物は、生のつるむらさきをサラダ油で炒め、鶏がらスープの素と塩こしょうでシンプルに味つけをしました。
食べてみると、若干臭いは抑えられているものの、和え物に比べるとつるむらさきの風味をしっかりと感じます。
今回はシンプルな味つけだったので、ごま油、にんにく、しょうゆなどの風味のあるものを使って味つけすると、さらに臭いが気にならなくなりそうです。
臭いが消えた!?「天ぷら」
天ぷらは、生のつるむらさきに天ぷらの衣をつけてサッと揚げました。
まずは塩もつけずにそのまま食べてみましたが、つるむらさきの臭いは「消えた」といってもよいほど、ほぼ気になりません。臭いが抑えられたせいか、つるむらさきのほろ苦さが引き立ち、大人の味わい。筆者は天ぷらにするのは初めてでしたが、あまりのおいしさに食べる手が止まらなくなってしまいました。
塩をつけると味が引き締まり、おつまみにもなりそうな味に。お好みで天つゆをつけてもよさそうです。
1番おいしく食べられたのは…?
1番おいしく食べられたのは、断トツで天ぷらでした。つるむらさきの臭いが苦手という方も、おいしく食べられる調理法ではないでしょうか。
和え物、炒め物もつるむらさきの風味が残りつつおいしくいただけましたが、さらに臭いを抑えたいなら、ごま、かつお節、にんにくなどの香りがあるものをプラスするとよいでしょう。
つるむらさきの臭いを抑えて、おいしく食べよう
つるむらさきは独特の風味がおいしいものですが、臭いを抑えることでさらに食べやすくなります。今回紹介した方法を試してみて、おいしいつるむらさきをたくさん味わってくださいね。
配信: トクバイニュース